オスカーくんは、大血管転位症という心臓病を持って生まれました。
「ぼくはスーパーヒーローになれない」落ち込んでいた心臓病の男の子を救った、ウェイターの神対応とは?

相手を思いやる行動ってこういうことですよね。
心臓病を持って生まれた男の子

大血管転位症とは、心臓の4つの部屋である左右の心房と心室は正常につながっているが、右心室から大動脈が、左心室から肺動脈が起始しているという生まれつき大血管の位置関係が反対(転位)になっている病気です。
オスカーくんのお父さんとお母さんは息子の病気を初めて知った瞬間、
「息子の未来はどうなってしまうのだろう…」と悲しみに暮れたといいます。
しかし、手術は無事成功。
オスカーくんは現在9歳まで成長し、今も定期的に病院に通う生活が続いていますが、元気に過ごしています。
「空手を習ってみたい」オスカーくんの願い

そんなオスカーくんにはやってみたいことがありました。
それは「空手」です。
ある日検診で、担当の先生にも「空手がしたい」と相談してみました。
しかし残念ながら、心臓に負担がかかるということで希望は叶わないことに・・・。
オスカーくんはとても落ち込みます。
落ち込んでいたオスカーくんに起こったサプライズ!
オスカーくんを元気づけようと、その夜お母さんはオスカーくんと一緒にレストランで食事をすることにしました。
座った席には、オスカーくんの大好きなスター・ウォーズのポスターが!
オスカーくんも連れていったお母さんも大喜びです。

しばらく経つと、ウェイターがやってきてオスカーくんに言いました。
「あなた、もしかしてスーパーヒーローでしょう?!そんなキミにはスーパーヒーロー用の特別メニューをどうぞ!」
その瞬間、オスカーくんの表情が曇りました。
「空手もできない自分がスーパーヒーロー? そんなわけないよ…。」
子どもが喜ぶと思って声をかけたウェイターでしたが、オスカー君の表情を見て困惑。
お母さんは、空手を習いたいけど叶わないこと、
憧れのスーパーヒーローになれないと落ち込んでいるのことを、ウェイターに話しました。
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