子どもが言葉を話し始めて間もない時期には「言葉使いを気をつけなきゃ!」と背筋を正したものですが、子どもが一人前に話せるようなってきて驚愕しました…。私の口癖、そのまんまうつってるじゃないか!と。子どもが話すのを聞いて初めて、自分の口癖がいかに子どもに影響を及ぼしているのか気がつくことができました。
「パパァ~、ちゃんと寝なさいよー」と言う息子に、はじめは「よく言った!」と思っていたのですが、次第に「ママ~、ちゃんとお風呂入りなさいよー(入浴中の私に)」、「ママ~ちゃんとーちゃんとー」と連呼するので、ごめんね、「ちゃんと」を強要し過ぎたね!と大いに反省しました。
「ちゃんと」って一体どういう意味?と思い、改めて調べてみると、辞書には以下のように載っていました。
少しも乱れがなく、確実で間違いがなく、結果が十分、動作もすばやい…。そんな子どもに私は息子をしたかったのだろうか?と調べた結果を読んで唸ってしまいました。
ママの私でさえその通り出来ているのだろうか?自分の事は棚に置いて、子どもになんてレベルの高い要求をたった一言のワードで押し付けてしまっていたんだろう、と反省しました。
・せっかく
→「せっかくご飯作ったのに」「せっかく公園に遊びにきたのに」きっと私はこんなことを言っていたのでしょう。例えばまだ室内で遊びたい様子の息子に「ほら、もう出かけるよ」と言うと「せっかくぅ~○!※□◇#△!」とごにょごにょ独り言を言います。何かにつけて「せっかくぅ~」と言うので、自分としても気をつけなければ!と思うワードです。
・おいで!
→最近、「ママァ~、おいでおいで!」と言われます。言われてみると分かるのですが、「いつも子どもに来させてばかりで自分から子どもの元に駈け寄ってあげていなかったな」と反省させられます。
親の口癖が子どもに刷り込まれることを「インプリンティング」とも言うそうです。その「インプリンティング」、何歳から子どもに影響があるのでしょうか?調べてみると「3歳までの子供にとっては、親のネガティブな口癖が将来に大きな影響を与える可能性が大きい」とのこと!しかし、次のような記述もありました。