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大泣きして突然の痙攣・・・意外と知らない「泣き入りひきつけ」とは?

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ある日娘が大泣きした後、急に白目をむいて倒れて痙攣を起こしました。熱性けいれんでもなく、てんかんでもなく「泣き入りひきつけ」という診断結果が出るまでの経緯や現在の通院状況についての経験談です。


娘が初めて泣き入りひきつけを起こした時

私には4人の子どもがいます。上の2人が小学生。3番目が年中、1番下が1歳です。倒れたのは当時1歳2か月の末娘でした。

平日の夕方、子ども達と外で遊んでいました。そろそろ夕飯の支度をする時間になるので遊びをやめて家へ入ろうと声をかけ、私は末娘を抱っこして玄関へ入りました。しかし、まだ遊びたかった娘は大泣き。玄関で泣き続けていました。

長女が入ってきてなだめてくれていたので、私は手を洗いたくて先に中へ入りました。手洗いを終えて玄関に戻ろうとした時に長女が来て「ママ!〇〇が転がってふざけてる~!」と言いにきたので様子を見に行くと、娘は痙攣を起こしていたのです。すぐに抱き上げて顔を見ると白目をむいて泡をふき、手足を突っ張らせて痙攣していました。すぐに119番通報。状況を説明している間に痙攣はおさまりましたが、ぐったりしていました。

ソファに寝かせ同居している義父に様子を見てもらい救急車が来るまで主人や義母に電話をして少しの着替えやオムツの入ったリュック・保険証・母子手帳の用意。10分程で救急車が到着し、救急隊員の方に状況を見ていた長女と説明後、総合病院へ搬送となりました。

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痙攣を起こしてから15分後、救急車で病院に到着。その後・・・

救急車に乗っている間、娘の意識はなく、何度声をかけても目を開けることはありませんでした。このまま意識が戻らなかったらどうしよう・・・と何度も思いました。

15分程で病院に到着。救急車を降りると主人が看護師さんと一緒に外で待っていてくれました。主人の顔を見たとたん私は涙が出てきました。その時に娘の意識が戻り、目をパチパチさせて不思議そうな顔をして周りの様子を見ていました。意識が戻ったことで、私も主人も一安心でした。

医師の診察が始まると娘は驚いて泣いてしまい、また意識を失うのではないかと思い背中をトントンしたり、さすったりを繰り返しました。熱を測りましたが36.3℃。ここで熱性けいれんではないと言われましたが、また痙攣が起こるかもしれないからと1泊入院することになりました。

痙攣を抑える点滴や身長・体重を計るため、小児科病棟まで移動。「おしっこしてたので、オムツ交換しますね。オムツありますか?」と看護師さんに言われたのでオムツの入ったリュックを開けると・・・間違えて息子のリュックを持ってきていて中身はおもちゃが入っていました・・・(笑)落ち着いて準備していたつもりが、やはり気が動転していたようです。

痙攣の原因が特定しづらく、娘は1泊入院することに。

義母も仕事を終えて病院まで駆けつけて来てくれたので、まだ仕事がある主人は帰ることになりました。ナースステーションの近くの個室に入り、少し落ち着いた頃に義父と上の子ども達が来てくれました。子ども達は末娘のことをとても心配していましたが、意識が戻り元気な妹の姿を見て安心していました。

娘もお姉ちゃん達の顔を見て嬉しそうな顔をしていました。体調も落ち着いたので義父母と子ども達は帰宅してもらいました。娘用に夕食が出ましたが1歳の娘にが量が多かったのもあり、食べたのは半分ぐらいでした。

その後、看護師さんが熱を測りに来ましたが変わりなし。熱が出れば「熱性けいれん」と診断できるので心配はないけど、熱がないのに痙攣を起こすのは原因が特定しづらいようです。「今は原因がわからないので痙攣を抑える点滴を打つことしかできないんですよ」と説明してくれました。熱もなく、体調も落ち着いたので安心していましたが、原因がわからないため、安心していいわけではなかったようです。その後、痙攣を起こすこともなく朝を迎えました。

泣き入りひきつけ?てんかん?

夜中もぐっすり眠り、朝食も半分以上食べた娘。朝の検温でも熱はありませんでした。10時過ぎに担当の先生が回診に来て以下のようにおっしゃいました。

「熱があれば熱性けいれんが確定するから薬や処置もできるけど、原因がわからないからこのまま帰してもいいかどうか、正直迷っています。一番考えられるものとして泣き入りひきつけか、てんかんです。痙攣を起こした時は脳波が乱れているので、てんかんの検査は来月しましょう。血液検査の結果、治療が必要なほどではないけれど少し貧血気味です。泣き入りひきつけは、貧血が原因で起こる場合があるので、今は貧血の予防に鉄剤を処方しておきます。食欲もあるし、いつもの様子と変わりないようなので今日は退院しましょう。また、痙攣起こればすぐに来てくださいね」

退院後、自宅で注意したこと。そして2度目の痙攣。

無事退院できたものの、また泣いたら倒れるのではないかと思い、泣かせないようするのが大変でした。娘が倒れた時に私が側にいなかったことも後悔していたので、1日中娘の側にいるようにしました。私は仕事をしてるので、仕事の時は娘をおばあちゃんに預けて行きました。落ち着いた日が続いたので安心し始めて、1人遊びをしている時は家事をしたり目を離す時間が増えてしまいました。

そして、3週間後。娘はまた大泣きして痙攣を起こして倒れてしまいました。後追いがひどかった娘は、私がトイレに入った時に追いかけてきてドアの向こうで倒れていました。

また、救急車を呼び総合病院へ。時間内だったので担当医に見てもらい、到着した時には意識も戻り、また熱もありませんでした。「きっと、前と同じ症状だと思うので、帰宅して大丈夫です。今後も繰り返すことがあるかもしれませんが自宅で様子を見てください。痙攣が10分以上続いたり、意識が戻らない場合は緊急ですので来てください。」とのことでした。

脳波検査の結果、「泣き入りひきつけ」だったと発覚!

2回も痙攣を起こしたことで、脳波検査をしたのは入院してから1ヶ月後。

脳波検査で異常はなく、「てんかん」ではないと診断されました。結果、やはり「泣き入りひきつけ」とのことで診断が確定しました。泣き入りひきつけは、泣かせないようにするしかないようです。貧血の治療も続けることにしましたが、やはり食事からしっかり鉄分を摂ってほしいとのことでした。

まだ娘は授乳中だったため、好き嫌いはないものの、食べる量が多くありませんでした。そこで、断乳すれば食べる量が増えるかな?と思い、断乳することに決めました。

「泣き入りひきつけ」を予防するため断乳を決意!

娘は、夜寝る時や甘える時におっぱいを欲しがる程度だったので、日中の授乳からやめることにしました。「もう、おっぱいバイバイだよ」と何度も言い聞かせ、胸に絆創膏を貼って飲めないようにすると「痛い?」と聞いてきたので「ママ、痛い痛いしたんだよ」と言うと飲むのをやめました。

夜寝る前の授乳は続けていましたが、寝る時も「痛い?」と聞いてくるので「痛いよ」と答えると飲まなくなり、3日程ですんなり断乳成功!2人目と3人目は断乳に苦労したので、なんて楽にやめられたんだろう!とビックリしました。

断乳したことで食べる量も少しずつ増え、肉・魚などのタンパク質もしっかり食べてくれるようになりました。鉄剤も嫌がることなく飲んでくれましたが・・・1ヶ月後に、また痙攣を起こして倒れてしまいました。痙攣は20秒ほどでおさまり様子を見ようと思い、この時は救急車は呼ばず、意識が戻るのを待ちました。今まで3回倒れていますが、症状はどれも同じ様子だということがわかりました。

「泣き入りひきつけ」の症状、なりやすい子どもの特徴、なった時の対処法

娘の場合、大泣きと同時に床に転がります。そして、唇が紫色になり、だんだん白目になり呼吸困難になり意識を失います。そして、手足が硬直して痙攣が起こります。痙攣の時間は20~30秒程。痙攣が収まると30分程昏睡状態になり、ぐっすり寝ます。あくびをして寝たこともあります。そして目が覚めると普段通りの様子に戻ります。

泣き入りひきつけは、感情の強い子がなりやすいようです。何歳になったら治るというものではないようですが、年齢と共に症状が落ち着いてくるようです。いつ治るのだろうと心配になりましたが、もう泣かさないように側にいてあげるしかない!と決めました。でも、24時間一緒にいることはできないので、やはり大泣きさせてしまうことも。

娘の場合、後追いがひどかったので私に対しての執着が強く、目の前からいなくなると泣いて追いかけてきたり「危ない!」「ダメだよ!」と言われると大泣きします。兄弟に注意されたり、おもちゃを取られても大泣きしないので、私と一緒にいる時にだけ泣かさないようにしていればいいことがわかりました。

大泣きすると、唇が紫色になり、目がだんだん白目になり、息が止まりそうになるので縦抱っこをして背中をさすり、呼吸を整えます。すると落ち着いてきて唇の色も戻り、呼吸も戻り、泣き止みます。痙攣を起こすことはなくなりましたが、泣くと意識を失い倒れそうになる、を何度か繰り返すことがありました。

娘の通院状況と、その後の生活

初めて入院してから1ヶ月後に脳波検査。その後2ヶ月ごとに血液検査をするために通院していました。鉄剤も飲み続けたのですが、飽きたのかだんだん飲まなくなってしまいました。しかし、食事の量も増えたことで、鉄剤を飲まなくても数値が安定してきました。1ヶ月鉄剤を飲まずに血液検査をしたところ、貯蔵鉄が増え数値も正常の範囲内になりました。最後に痙攣を起こしてから5ヶ月経った頃に一旦治療をやめることになりました。

現在も、大泣きすることはあります。唇が紫色にると、大慌てで抱っこして背中をさすり、呼吸を整えてあげるようにしています。兄弟とのケンカでも大泣きするようになってしまい、もっと目が離せなくなりますが、意識を失うこともなく、長時間泣かなくなりました。少しずつ成長しているのかなと思います。

私は4人も子供を育てていますが「泣き入りひきつけ」という言葉を聞いたのは初めてです。「熱性けいれん」「てんかん」は、よく耳にしていましたが、「泣き入りひきつけ」は私のように知らない方も多いようです。私の経験から、子どもは泣くだけで痙攣して倒れてしまうこともあるということをを知ってほしいと思い、今回記事に書かせていただきました。

来年から保育園に入れるので、また倒れるかもしれない・・・と心配は尽きませんが、娘の成長を見守りたいと思います。

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この記事を書いた人
離乳食・幼児食アドバイザー 園田奈緒の画像
離乳食・幼児食アドバイザー 園田奈緒

はじめまして!北海道旭川市で離乳食・幼児食専門料理教室happycloverを主宰しています、園田奈緒です。長男が1歳の時、白米を半年間食べず、おかずも「ばっか...

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