また、親としてもう一つ、この記事に気づかされたのは、「できる」ようになることと、それを「楽しむ」ことは違うということでした。
私の息子はサッカーを習っているのですが、ちょうど先日、より厳しく指導してくれるスクールに通うかどうかを悩んでいました。
周囲の子どもたちがどんどん上手くなって、レギュラーメンバーになっているのを見ると少年団ではなく、スクールに通ったほうがいいのでは…とそんな風に考えて勧めたからです。
しかし、スクールに見学にいった息子は、
「やっぱり、僕は少年団で楽しくサッカーをやりたい」
そう言ったのでした。
この息子の一言を聞いた時、「できる」ようになることと、それを「楽しむ」ことは違うという、この記事に書かれていたことをふと思いだしたのです。
上手くなれば…チームのレギュラーになれれば…きっとサッカーがもっと楽しくなる
そんなふうに無意識に思っていた私に、息子は
「僕はサッカーを楽しくやることができることが幸せ」という他の価値観に気づかせてくれました。
「より上手にできるようになること」ではなく、子どもの「楽しい」を認めてあげることを大切にしたいと考えさせられた出来事でした。
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