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公開 2015年10月27日  

幼児期から「やればできる子」ではなく「やる子」に育てるためのたった1つの習慣はこれ!

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「やればできる子」という言葉をよく耳にします。しかし結果を出すのはやはり「やる子」なのです!そのままではいつまでも「できる子」にはなりません。幼児期に勉強を「やる」習慣を付けさせるための方法を紹介します。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11032006744

塾へ通わせる前にすべきこと

今は小さいうちから学習塾へ通うことが、当たり前の時代になっています。

確かにママパパが教えるのは大変ですから、お金を出してプロに教えてもらえれば安心でしょう。しかし、全てを塾任せにしていると、塾以外では勉強を全くしなかったり、あるレベルから伸び悩んだりします。

勉強をする上で、実は「自習」=自分で学習することは非常に大きな役割があるそうです。

なかなか自分から勉強してくれないから、塾へ行かせるというママパパも多いと思いますが、ここは踏ん張りどころ。なるべく小さいうちから、机に向かう習慣をつけたいところですね。

究極の勉強スタイルは『自学自習』に尽きる。どんなカリスマ先生に習ったとしても、どんな有名予備校に行ったとしても、自学自習ができる子には到底勝てない。

机に向かう習慣を身につけるには

まずは環境を整えましょう。場所は学習机でなくても構いません。リビングやダイニングで勉強をする場合、その時間はテーブルを片付けましょう。テレビは消したほうが良いです。他の兄弟や家族がいる場合も、勉強の時間は協力してもらいましょう。

机に向かう時間は、毎日決まった時間がよいでしょう。夕食後は家族でくつろぎたいでしょうし、子どもの好きなテレビ番組も多い時間帯です。小学校から帰ってすぐの時間が理想的です。

机に向かうことができたら、まずはできたことを褒めてあげましょう。

時間は短くても構わない。習慣づけるのが大事

机に向かう時間は、はじめは短くても構いません。毎日、決まった時間に机に向かう習慣をつけるのが大事です。未就学の子どもの場合は、本を読んだり絵を描いたりということでも構いません。

ここで大切なのは、ママパパも参加するということです。口で「やりなさい」と言っても、なかなか子どもは言うことを聞かないでしょう。ママパパも隣に座って、何か勉強をするのです。資格取得の勉強を始めるのもいいでしょう。新聞や本を読むのもいいでしょう。自習室がそうですが、周りが勉強していると不思議と自分もはかどるものです。

椅子に座る時間がない場合も、なるべく近くで食事の支度や洗い物をするなど、子どもがわからないことがある時すぐ質問できる場所にいるとよいでしょう。

そうすることで、子どもの得意分野や苦手な分野が把握できます。また、進歩した部分を褒めてあげることができ、子どものやる気につながります。

「できたよ!」と言われれば、時間を空けずに採点できる。こどもが勉強をしているのを見届けるためではなく、すぐに採点し、できないところを復習させるのに便利なので、リビング学習をしていました。

勉強の習慣づけは、実際には大変な労力と時間がかかるかもしれません。一時期は素直にできていたことが、急にできなくなって焦ったり苛立ったりすることもあると思います。

しかし小さいうちから机に向かわせることで、将来子どもが勉強に対するストレスを減らすことができると言われています。ぜひ長い目で見つつ、子どもの「やる気」を育ててあげましょう。

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