毎日子どもと過ごして、お世話、教育、習い事、ママ友、家事、やる事がたくさんすぎて、一日はあっという間に過ぎてしまいますよね。できれば要領よく、無駄のないようにスケジュールをこなしたいですよね。
以前の私は、どんなにがんばっても一日がバタバタと過ぎ、夕食を食べる頃にはエネルギー切れ、というのがおきまりのパターンでした。イライラして子どもにも怒りがちで、夜もよく眠れなくなり、朝起きると疲れているといった状態が続き、夫や実家の母に心配されました。
夫が子どもを一時保育にいれることを提案してくれ、夫や実家の母が休みの日に私をひとりにする時間を作ってくれました。人は、自分のしたいように時間を使えないという状態に強いストレスを感じるそうです。子どもと向き合いつつ家事をするお母さんの仕事はまさに、そうですよね。
以前は一日中、イライラバタバタとストレスの中過ごしていましたが、少し自分の時間を作る事で穏やかな時間ができました。ほんの少しでも、自分のしたいようにする時間がこんなにありがたいものだったのだと気付く事も出来ました。
皆さんも一日のご自身の感情を見直してみませんか？もしかしたら、疲れている事に気がついていないだけで、心身ともにお疲れなのかもしれません。
・疲れて夕食を作る元気が出ない
・夜もよく眠れない
・朝起きるのが辛い
・イライラして怒りっぽい
などの心当たりはありませんか。
これらは、心が「休みたい」といっているサインです。心当たりのある方は、思い切って休んでみましょう。元気がもどり、いきいきとしてきます。
私は自分が休む時間をつくるために周りに協力してもらいました。まず、夫が子どもを一時保育にいれることを提案してくれ、夫や実家の母が休みの日に私をひとりにする時間を作ってくれました。お母さんひとりでは、休むことはできません。勇気を持って、堂々と、ありがたく周りの協力を得るといいと思います。
ご実家が遠方だったり、ご主人がお忙しかったりして、そんな簡単に周囲の協力を得られない方もいると思います。そんな時は、地域の「一時保育」を根気づよく申し込んでみましょう。とりやすい一時保育が見つかれば、定期的に預けてもいいかもしれません。
また、シルバー人材のお手伝いさんが頼めるか、地域の役所に問い合わせてみて下さい。お手伝いの方に子どもの相手を頼むなんて申し訳ないわなんて思わずに、堂々と休んでみてください。休むときは、罪悪感を感じない事。お母さんの健康が家族の健康です。
私は始め、専業主婦である私が休む事に抵抗を感じました。休んでいる間もなんだか落ち着かなく、罪悪感を感じました。でも、夫の「休んでなにがいけないの？疲れたら、休めばいいじゃん」の休む事に対する気楽な姿勢が私をホッさせてくれました。
私は、一時保育や周りの協力を得て、少しづつ、夜も眠れるようになり、元気になれました。疲れていたときは自分では気がつきませんでしたが、元気になってから、私はとっても疲れていたんだと気がつきました。
「寝る」
小さいお子さんがいると、横になっている時間は長くても、意外とぐっすり眠れていない事で、疲れがとれていないのかもしれません。タイマーをかけて、存分にお昼寝しましょう。
「ランチ、お茶をする」
ひとりでも、気の合う誰かとでも、外で飲食する事で良い気分転換になりますよね。私は子どもがいるとなかなか行けない、タイ料理やインドカレー屋さんなどでランチすることもあります。
「お花を飾る生活」
コンビニでジュース買うのやめてお花を一本生けてみませんか。お花を部屋に飾ると、自然と目が行きます。それは一本の花が放つエネルギーがヒトの目を集めるのではないでしょうか。部屋が汚くても、散らかってても、いいんです。花があるってことで、凝り固まった心が知らないうちに軽くなるかもしれません。
美味しいものを食べたり、お花やインテリアを飾るというのは、自分を大切にするということ。私は特に、疲れたときほどお花を飾る事を意識しています。
私はこれまで、母親である自分が好きな事をしたり、無駄使いしたり、そんなこといけないなんて思っていました。でも、夫の協力で意識的に自分の時間を作って休む事で考え方が変わりました。
自分を追いつめて忙しくする事がお母さんのあるべき姿ではなく、楽しくニコニコ過ごしている事が、あるべき姿なのだと。そのためには、私が楽しくなること。
自分が楽しい事が、楽しい家族の第一歩。ママがハッピーなら、パパもハッピー、子どももハッピーになります。まず、自分が幸せになる事を考えて、子育てをしませんか？
