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公開 2022年04月22日  

国際結婚だからこそ!10年以上経っても、まだ夫の名前を覚えられない理由

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いまだに覚えられないのです……。


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まいどおおきに!

人の顔はなんとか覚えられるけど、名前はなかなか覚えられない系オカン、さとえみです!

ベルギー人夫と国際結婚して、ベルギーに住んで早十数年……。

今日は、ある告白をしたいと思います。

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愛して結婚もしたけど、できないこともあるの


夫の名前を、正式に字で書くことができません。

なんなら声に出して言うのすら自信がありません。

彼の姓と名は、ベルギーではとてもよくある名前で、同姓同名の方もいっぱいいます。

問題は……

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ミドルネーム長すぎる問題


日本人にはあまり馴染みのない文化だと思いますが、ヨーロッパの国では、姓と名の間にもう一つ「ミドルネーム」があることが多いです。

日常生活ではあまり使いませんが、正式な書類やパスポート等のIDに表記される時は、きちんとミドルネームまで書くのが「正式名称」です。

ですが……配偶者である夫のミドルネームが覚えられません。

とても、とても長すぎるのです。


漫画で書いたものは仮名ですが、カタカナでもけっこうな長さです。

実際はアルファベット表記なので、さらに長くなります。

この記事を書くにあたり夫のパスポートを引っ張り出して見てみましたが、記憶していたものと全然違っていました……。

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4人の名前を背負う夫


キリスト教(夫の場合はカトリック)では、実の両親以外にゴッドファーザー・ゴッドマザーと呼ばれる後見人がいて、夫が生まれた当時は後見人になってくれる人の名前をミドルネームにする風習があったそうです。

※宗派等により様々なケースがあると思います。

夫の場合は、両親の両親……つまり両祖父母の名前が全てミドルネームになったというわけです。


姓と名の間に、4人分の名前が盛り込まれた夫。

これはベルギーでもなかなかないことなのだそうです。


オカンは日本の書類に夫の名前を書く時、 アルファベットをカタカナ表記で記入する必要があります。

ただでさえ長すぎて覚えられない夫の名前を、最初に戸籍に登録した時にどのようにカタカナで表記したかなんて、覚えていません。

(なかなかその機会がないというのもありますが)


夫の正式名称を……オカンが覚えられる日は来るのでしょうか……。

国際結婚だからこその悩みを抱えて、今日も生きていこうと思います(大げさ)。


ほなまたね!

※ この記事は2024年04月19日に再公開された記事です。

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