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その教育、親のエゴになってない?本当に子どもの才能を引き出す「自分育て」のススメ

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「この子の才能を、可能な限り伸ばしてあげたい」

子を持つ親であれば、多かれ少なかれ抱く「願い」だと思います。そのために「どんな教育をしたら良いのか?」というのもまた親共通の悩みでしょう。「教育」に答えはありませんが、ヒントとなるような考え方をお伝えしましょう。

子どもの「才能」とは何か?

「子どもの才能を伸ばしたい!」というのは子を持つ親たちにとっての共通の願いです。

でも、そもそも「子どもの才能」とは何でしょうか。



オトナが「才能」と言う時に指しているのは、多くの場合が算数・国語・英語とかいわゆるお勉強に関することだったり、おけいこごとなど「成果が分かりやすい物事における能力」だったりします。



そして、他の子どもたちより優れている場合に「才能がある」「天才だ!」と表現し、そうではない時に「この子は才能がないのかしら」と感じてしまうことが多いのだと思います。

「やらされ仕事」ではやる気が出ないのは、子どもも同じ

そのため「子どもの才能を伸ばしたい!」という思いの先には、多くの場合「勉強ができるようになって欲しい」とか「学校で良い成績が取れるようになって欲しい」ということと、ほとんど同じことを言っていることが多いです。



その気持ちはとってもよく分かります。自分自身が子どもだった時のことを考えても、それなりに勉強ができた人は、やはり我が子には勉強ができるようになって欲しいと願うでしょうし、子どものころ勉強がニガテだった人は、我が子には勉強で苦労して欲しくないと願うでしょう。



でも、その気持ちが強すぎるあまり、親からの押しつけが強ければ強いほど、子どもは反発します。オトナが「やらされ仕事」になかなかモチベーションが湧かず、「やりたい仕事」にはモチベーションが高まって成果を出しやすいのと同じで、子どもにとっても「やらされ勉強」にはなかなかやる気が出ないものです。



「やる気が出ない」状態で、いくら勉強をさせたところで、勉強ができるようになるどころか、ますます勉強から自分を遠ざけようとするばかりです。



じゃあどうしたら良いのか?



それは「やらされ勉強」ではなく「やりたい学習」をさせてあげることです。

子どもの才能が一番伸びるのは「楽しい!」もしくは「得意だ!」と感じて、心底没頭して学びに集中し続けた時です。

子どもは「親の思い通り」には育ってくれない

「そもそも、子どもは親の思い通りには育たない」ですし「思い通りに育てるべきでもない」とも思っています。



子どもはそれぞれ、生まれながらにして別々の才能を持っていて、その才能の芽を潰さないこと、才能の芽が成長するのをジャマしないこと、可能な限り才能の芽に気付いてあげること、才能の芽を伸ばす機会を提供してあげること。



ぼくが2児の父親として意識していること、決めていることはこれだけです。

親の「思い通り」に育てよう、という発想になると、たまたま親の「思い通り」と子どもの才能がピタッとハマれば問題ないのですが、親の「思い通り」と子どもの才能がズレていた時には子どもの才能の芽を潰してしまうことにもつながりかねません。



だからこそ、本当に子どもの才能を伸ばしたいのなら、まず「思い通りに育てる」という発想を辞めることが重要だと思っています。

才能を伸ばすために重要なのは「学びの習慣」を身につけること

子どもの才能を見つけるためには、どうしたら良いのか?

才能を見つけるための絶対的な方法はありません。

なるべく多くの人に触れさせ、なるべく多くのことを経験する機会を創り、子ども自身がどんなモノやコトに没頭するのか、夢中になるのかを、ただただひたすら観察するしかありません。



ただ、才能を伸ばすための方法はとてもシンプルです。

それはとにもかくにも「自ら学び自ら習う」という自学自習の習慣をつけることです。



ビジネスでも芸術でもスポーツでも、どんな分野であっても、成功者に共通していることは「貪欲に学び続けている」ということです。誰に言われるでもなく、好奇心と成長意欲から、ひたすらに学び続けるのです。

「自学自習」の習慣はどうやったら身につくの?

では子ども自身に「自学自習」の習慣をつけてもらうにはどうしたら良いのでしょう?



答えはカンタンです。それは親自身がひたすら学び続けること、その姿勢を見せ続けることです。



教育にまつわる名言に、山本五十六の「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、 ほめてやらねば、人は動かじ。」という言葉がありますが、親子の関係においても全く同じです。



どんなに「勉強しなさい!」といったところで、「やってみせ」がなければ「子どもは動かじ」なのです。



子ども自身に「自学自習」の習慣を付けたければ、仕事に関することでも趣味に関することでもなんでも良いので、親自身が本を読んだり、雑誌を読んだりして学ぶ姿勢を見せること。



楽しそうにリビングやソファーで学んでいる親の姿を見たら必ず子どもは聞いてきます。

「お父さん、何してるの?」

そうやって興味を持ってくれたらしめたものです。

どんなことを学んでいるのか、学ぶことがいかに楽しいことなのか、精一杯伝えてみましょう。

子どもからしたら良くわからないことだけど、「学ぶことは楽しいことだ」という考えが無意識についてくるはずです。



「読書家の親の子どもは、読書好きになりやすい」とは良く言われることですが、

文科省の「親と子の読書活動等に関する調査」でも「親と子の読書習慣は比例する」ことが明らかになっています。

親と子の読書活動等に関する調査(平成16年)

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個性と自己肯定感 才能・異才

この記事を書いた人

西村 創一朗

1988年生まれの26歳。小学校1年生の長男と3歳の次男の二児の父。大手人材総合会社で新規事業企画を担当する傍ら「父親であることを楽しもう」をモットーに活動する...

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