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金づちで手を叩かれ骨折した息子。謝罪に来た同級生に、私が伝えたかったこと

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長男が中学生の頃、部活中に同級生から金づちで手を叩かれて骨折したことがあります。自宅に謝罪に来た時、その同級生の様子を見て、私はどうしても伝えたいことがありました。

息子が中学1年生の時のこと


長男ケイは、中学校で演劇部に所属していました。

大道具や小道具の準備をするのも1年生の仕事なのですが、ある日、とんでもないことが起きました。

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息子の話によると、大道具の制作中にAくんと口論になり、そこにあった金づちで手の甲を力いっぱい叩かれたというのです。

すぐに病院に行くと、案の定骨折していました。

その日のうちに学校に連絡し、数日後、Aくん親子がわが家に謝罪にやってきました。

Aくん親子が謝罪に来た時…

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私がAくんに直接伝えたかったこと


人を傷つけたという消えない事実。そして、親を泣かせるということの罪深さ。

「事の重大さを噛みしめて、もう一度出直してこい!」と言ってから数日後、Aくん親子は再び謝罪にやってきました。


その時のAくんは、前回のようなニヤけた表情はすっかり消えていました。

神妙な面もちで涙をこぼしながら、私に深々と頭を下げ、息子に心からの謝罪をしてくれたのです。


あの日、私はAくんを子ども扱いしませんでした。

そしてAくんのお母さんを責めることもしませんでした。

「中学生は子どもか?大人か?」…と自問自答しながらも、結局は「建前はいらない。一生懸命、本人に気持ちを伝えてみよう」と思い、本音でぶつかることにしたのです。


何が“正解”なのかは分かりませんが、あの時自分なりの精一杯の対応をしたことに後悔はありません。

息子のケガも1ヵ月ほどでよくなり、幸い後遺症もありませんでした。

そして現在は社会人になった長男とAくん、実は今では仲良しです。

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この記事を書いた人
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ひらたともみ

栃木県宇都宮市在住のイラストレーター。

20代、30代、40代と出産を経験し、現在、2男1女の母として、終わらない子育てに奮闘中。

著書「これでいい...

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