全く飲み込まず、ただただ口から垂れ流し状態でした。
日中は娘のお世話と引っ越し後の片付けがあったので、娘が眠っている深夜や早朝に離乳食作りをしていました。
娘はまだ24時間3時間おきに授乳状態だったので、眠気と闘いながら離乳食を作っていたのを憶えています。
「粉ミルクよりも母乳の方が良いから母乳で育てるべき!」
と言われているのと同じように
「ベビーフードに頼らず離乳食を作るべき!母親として!」というプレッシャーが私の中にあって、
市販のベビーフードに頼りづらかったです。
今振り返ると「誰の目を気にしていたのだろう?」と思います。
他の人のブログやSNSで離乳食の写真を見て、「私もこんな風にやらなきゃ!」とか
「なんで私は、こんな風に可愛くバランス良く離乳食を作ってあげられないんだろうか…」と、勝手に落ち込んだりしていました。
人と比べる必要なんてなかったのに。
垂れ流し。
こんな日々が1ヶ月続きました。
なかなか進展しない娘の離乳食に、私は段々疲れていきました。
母から、「私は離乳食の本を見たことない。」と言われました。
すなわち、私は「母の適当な離乳食」で育っていたのです。
しかし、それでも何の問題もなく健康に成長している事実が、自分の体にありました。
「本に書いている通りにしっかりやらなくても問題ないんだ。」と分かり、
なんだか肩の荷がスッと軽くなった瞬間でした。
私のように肩ひじ張って、離乳食に疲れてしまった新米ママさんは多いと思います。
私はそんな新米ママさんに、
「ベビーフードに頼って良いし、神経質にならなくて大丈夫。完璧じゃなくても子どもは育つよ。」と伝えたいと思います。