未熟児とは、誕生して生きていく上での体の機能が十分に成熟していない状態を言いますが、最近では、早産や体重の少ない赤ちゃんをまとめて未熟児という呼び方はしません。
具体的には
・妊娠37週未満で生まれた赤ちゃん:早産児
・2500g未満の体重で生まれた赤ちゃん:低出生体重児
・1500g未満の体重で生まれた赤ちゃん:極低出生体重児
・1000g未満の体重で生まれた赤ちゃん:超低出生体重児
と呼びます。
体重が2500gに満たず低出生体重児の範囲に入っても、正期産(妊娠37週以降の出産)に入っていたり、その時期から大きく早まらない時期に生まれた赤ちゃんは、体の機能もほぼできあがっており、あまり心配は大きくないといわれます。
色々な合併症(ある病気にかかっているとき、それが原因となって発症する別の病気)が起きやすくなるのが、2000gに満たない状態で生まれた赤ちゃん。近年は医療の発達により1000gに満たない赤ちゃんの救命率も上がっていますが、生まれた時に小さければ小さいほど体の機能は未熟なため、元気に成長するための医療や地域のきめ細かい支援が必要になります。
小さく産まれた赤ちゃんのための「未熟児養育医療制度」

成長が未熟な状態で生まれ、医師が入院治療が必要だと判断した場合に、医療費が助成される制度。対象となるケースや手続きについて見ていきます。
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