「manma」とは、慶応大学3年生の新居日南恵さんらが活動する女子大生チーム。“女性が働きながらも子どもを愛し育てられる社会に!”と、活動しています。
私は、“今の女子大生が安心して母になる社会のために”というコンセプトに共感しました。
安心して母になる。
これほど近代化し、経済も、そうは言っても回っている日本なのに、母になることに安心感がない。期待や希望よりも不安が先行してしまう。
なんと残念な!
というのは、きっとママの皆さんが日々感じ、試行錯誤しながらもなんとかしようと踏ん張っている課題ではないでしょうか。
「manma」さんの活動の一つに、「女子大生の1日家族留学」というプロジェクトがあります。
「manma」さんの家族留学は、お子さんのいる家庭の中に1日同行し、子どもとのかかわり方やママの生き方・考え方を伺いながら、多様な家族のあり方を知り、未来へと思いをはせるための手がかりとしているのだそう。
このお話を伺い、「なんてすばらしい!私もそういう未来の指針が欲しかった!」と感じたのは去年のこと。
そこから、私が暮らす長野県伊那市のみなさんや「manma」の新居日南恵さん・佐川奈央さんが準備を進めてくださって、今回、長野県伊那市の家庭にて、1日、いえ1泊家族留学を行うことになりました。
長野県伊那市とは、長野県の南側にある人口7万人ほどの街です。我が家は今年の3月に、東京都中央区から長野県伊那市へと移住しました。
経営している会社は東京都中央区にあるため、私と夫は長野と東京のデュアルライフで、行ったり来たりの生活。小学校1年生の長男と4歳の次男は、それぞれ伊那市の学校・幼稚園に通っています。
南アルプスと中央アルプスに囲まれた街で、面積は667.93km²。東京23区の面積が622.99km²なので、ほぼ23区と同じくらいの広さです。23区と人口密度を比べると
伊那市 : 103人/km²
東京23区 : 14,849人/km²
こんな感じです!