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ひらがなは覚えなくていい?小学校入学前、家庭でやっておきたい3つのこと

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小学校の説明会に行くと校長先生から「幼児期に文字や数など前もって教えておく必要はありません」とお話があります。でも「果たして本当にそうなのかしら…?」と思うことがあります。
そこでこれだけは入学前にやっておきたい、3つのことをお伝えします。

本当に“何もしなくていい”の?

小学校の説明会に行った時、よく次のようなお話があります。

「保護者の皆様、小学校入学前に何かと不安がおありかと思います。けれどもお勉強に関しては幼児期から焦っていろいろ教え込まなくても、学校に入ってから担任がしっかり教えますから、何もしてこなくても大丈夫ですよ」

この校長先生の言葉を真に受けてしまうと、実際は子どもが困ることになります。

実は人の話は“話している側と受け止めている側には温度差がある”ことがとても多いのです。
学校側は“まさか、ひらがな一切見たこともない、書いたこともない、鉛筆も持ったことがない状態“で子どもが入学してくるとは思っていません。

校長先生は一生懸命になりすぎて必死で読み書き算数を教え込んでいる熱心な親のことが頭にあって、それらの親の不安を取り除く意味で「学校に入ってから教えますから大丈夫ですよ」と言っているのかもしれません。

そこで『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が“最低、これだけは押さえておくべき3点”についてお話ししたいと思います。

小学校入学前に、これは押さえておくべき3つのこと

1.ひらがなをある程度、読み書きできるようにしておく

入学式のあと、教室に入ったら黒板に「にゅうがくおめでとう」の文字が書いてあります。それから下駄箱にもぞれぞれの児童の名前が書いてあります。

実は、今はクラスの9割の子が“ひらがなの読み書き”ができる状態で入学しています。時間割や黒板の文字を4月から読むことができます。
その中で一人だけ“全く読めない、書けない”状態になってしまうと、最初からコンプレックスを持ってしまう危険があります。

通わせている保育園や幼稚園で文字の読み書きをやってくれていれば、家庭であえて何かする必要はありません。けれども、そうではない場合は家で親がドリルやワークなどを使ったり、習い事に通わせてある程度できるようにしておきましょう。


2.時計をよめるようにしておく

幼稚園や保育園時代は、子どもがボーッとしていても「さあ、次は○○をしてね」と先生が一人ひとりにきめ細かく対応して世話をしてくれます。

でも、小学校に入学してからは、教室の時計を見て次の時間割の準備をしたり、休み時間の終わりを知ったり自分で時間管理することが求められます。 チャイムは鳴りますが、これだけに頼っていると前もって予測して準備することができず、なにかと大変です。
授業開始のチャイムが鳴って、慌てて「わあ、トイレ行っていなかった」とお手洗いに駆け込み、焦ってしまうことになります。

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3.SOSを出せる子に育てる

実は、これがもっとも大事なポイントとなります。

幼児期に比べ、担任から一人ひとりに目配りされることは減ります。小学校の先生は幼稚園、保育園の先生のように集団の中で生活する子どもの世話をすることだけが仕事ではなく、義務教育がスタートするので教科書に沿って授業を進めることがメインになるからです。

具体的なシーンでそれぞれ考えてみましょう。

●トイレに行きたくなった時
例えばお腹の調子が悪く授業中、大便をしたくなったとしましょう。保育園、幼稚園時代は先生がモジモジしている様子を見て「トイレに行ってらっしゃい」と声かけをしてくれます。

でも、小学校ではそこまではやってくれません。我慢の限界がきた時、自ら「先生、お腹が痛いのでトイレに行ってきてもいいですか」と言える勇気が大切です。先生が気がついてくれるまで待ってしまい、万が一、そこで下痢便を漏らしてしまった場合、その子はそれからずっと周りの友達から「教室でうんこをしたヤツ」と言われ、恥ずかしい思いをします。


●いじめにあった時
喧嘩をしている、いじめられている、そんな時、すぐに保育士がすっ飛んできてくれた幼児期とは違います。
学校生活の中で友達にいじめられたら「先生、○○君が僕のことを△△して、とても嫌な思いをしています」と訴えられることも大事ですね。


●授業内容が分からない時
授業内容が分からない時は、黙って下を向いていないで「先生、分かりません。教えてください」としっかりと声をあげられるようにしつけておきましょう。
そのためには、普段からママが“察しが良い親、気が利く親”になりすぎてしまい、「どうしたの?わからないの?」と先回りしないことがポイントです。

理解している時はこっくり、こっくりと首を縦に振り、わからない時は首を傾げる、そんな子どもが担任にとってはとても把握しやすい子どもです。分かっても、分からなくてもうつむいているだけでは周りは気がついてはくれません。
入学準備として、徐々に意識していくと良いでしょう。

家庭でできることを意識してみる

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お腹が痛くても、苛められても、授業内容がチンプンカンプンでも、もし黙っていた場合、担任によっては気づかないこともあるでしょう。
自分から助けや協力を求められることはとても大切なことです。

春からピカピカの一年生を迎える年長さんはママも子どもも期待に胸を膨らませていると思います。

でも、そのスタートからつまずいてしまい、暗い小学校生活のスタートを切ることのないように家庭でできることを意識していきましょうね。

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この記事を書いた人

立石 美津子

子育て本著者、講演家、自閉症児を育てる母親

著書は『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』
『読み書き算数ができる子にするために親がやっては...

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