みなさんは、子どもが自分の意見を言うのは当たり前だと思いますか?
昨年、半年間に及ぶ家族アジア放浪から帰ってきて、日本の教育と世界の教育で大きく違うと感じたことがありました。
それは一言で言うと、「海外において自分の意見を言うのは当たり前」だということ。
しかも、それをどう言えば伝わるか?ということを、子どもの時代から徹底的に訓練しているようにみえます。留学経験のあるパパママは良く分かるのではないでしょうか?一般的に日本では、自分の意見を自分の言葉で言うということを子どもの時にそれほど求められませんよね?
例えば、多民族国家でもあるシンガポール。ここでは自分の意見を誰にでも分かるように、明確に、はっきりと相手に伝えることが、幼少期から求められている気がします。だから“Show&Tell”という、一種のプレゼンを子どものころから、これでもか!というほど練習します。自分の作った作品をみんなの前で発表する、先生に良さを伝えるといったものです。
こうしたことが、スクールの入学試験で求められたりもします。我が家の長男も、シンガポールで通っていた幼稚園でも、毎日のようにやっていたようですが、これが本人は苦手だったようです。

「自分の意見」が欠かせない!親子アジア放浪で学んだこと
周りを見て、さりげなく気をつかって、誰にも文句言われないようにしながら、自分の意見を少しだけ言う。これさえできれば自分の意見がなくてもヨシ!とされるのが日本だとしたら、世界は全く違います。子どもの時から違います。
日本と世界の違いはここです。問題は英語ではないんです。今回は日本のパパママに知っておいてもらいたい教育の話です。
2,626 View /
2015年12月06日公開
#キーワード
関連する記事