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幼少期からメディアリテラシーを!~イスラム教徒が教えてくれる、子どもの教育にとって大切なこと~

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こんにちは、旅人先生のふじもん先生でございます。イスラム教についてのイメージの問題については、日本だけのものではありません。世界的な偏見にもなりつつあります。そこで今回は、イスラム教から派生してメディアリテラシーと子育てについて考えたいと思います。ちょっと小難しい話かもしれませんが、どうぞご覧になってみて下さいませ!

あまりにも衝撃的だった、バングラデシュの少女の言葉。

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バングラデシュの首都ダッカに戻る夜行列車に乗るときのことです。僕は駅のホームでとある家族と仲良くなりました。その中に、一人の少女がいました。英語も堪能だったので色々と話をすることができたのですが、その中で、彼女は衝撃的なことを聞いてきました。



「あなたは、私たちのことが怖くないの?」



もちろん僕は「怖くなんかないよ!」と答えました。どうしてそんなことを聞くのかと聞き返すと、彼女はこう答えました。



「良かった。私たちはテロリストなんかじゃないからね。分かってくれて嬉しいわ。」



それは衝撃的な一言でした。前回の記事で書かせていただいた、「イスラム国だ~」と叫びながら鉄砲ごっこをする日本の子どもたちとも関連するのですが、僕たちは子育ての中に、もっと「メディアの影響力」を考えておく必要があると思うのです。

「テレビまみれ」の中で、子育てをしていませんか?

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インターネットがこれだけ普及し、テレビを中心としたマスメディアの位置付けは大きく変わってきました。



しかし、インターネットを効率的かつ有効に活用できるようになるのは、ある程度の年齢に達してからになるでしょう。従って、幼少期においては、何気なくつけっぱなしにしていることも多いテレビの報道による影響は非常に大きいものです。



僕はこれまでもそして現在も、小学生から大学生に至るまで、非常に幅の広い年齢層の子どもたちや若者に対して教育活動を行ってきました。その中で強く感じてきたことは、何気なく目と耳にしている報道によって、子どもたちの認識は驚くほど左右されているということです。



大人でもそうですよね。たとえば、学校関係のニュースといえば、教師の不祥事であったり生徒の自殺であったり、ネガティブな話題ばかりです。それを見ていると、もはや学校という場は崩壊しているのではないか?というイメージを持ってしまっている方も多いのではないでしょうか。



学校現場で働いてきた身としてそこは強く申し上げたいのですが、学校は崩壊なんかしていません。それどころか、ほとんどの先生方は身を削るように教育活動に尽力していますし、ほとんどの子どもたちは健全です。問題は確かにありますが、報道のイメージから与えられるほど、日本の学校は壊れてなんかいません。

「一歩退いて報道を見る姿勢」を育ませること。

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テレビや新聞を中心としたマスメディアの報道を否定しているのではもちろんありません。しかし、それらの報道も結局は「人の手」によってまとめられたものであり、100%客観的なものではないことも、しっかりと認識しておく必要があると思います。



大人がそれを理解した上で、子どもたちには報道に触れさせる必要があるでしょう。マスメディアの情報はあくまで「一情報」であり、それが世界の全てではないこと。そのことを大人がしっかり理解しておかないと、子どもたちに偏見や一方的なものの見方を育ませてしまう可能性があると思うのです。



つまりは、メディアリテラシーを育むということですよね。



もしも「あ、これはちょっと偏った見方だな」と思えるような報道があったとしたら、大人が一言「この見方が全てじゃなくて、色々な意見があるんだよ」ということを子どもたちに言えるような姿勢が大切なのではないでしょうか。



旅の経験を多くの人に話してきた中で本当によく言われてきたことが、イスラム圏についての治安の話。ほとんどの方が「危なくないの?」と聞いてきます。イスラム世界を流れたことのある旅人なら、きっとほぼ全ての人が同じ回答を出すと思います。「とんでもない、安全だよ!」と。

イスラム世界は決して「危険」なんかじゃない。

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イスラム世界は驚くほど安全で、人々も優しいのです。僕は中東などのいわゆるイスラム圏を旅する中で、報道によるイメージとのあまりのギャップに本当に驚きました。一部の過激派がいることは確かに事実なのですが、決してそれが全てではないのです。



だからこそ、今こうして「報道×子育て」をテーマにして、この記事を書かきました。具体的な対策等をここであげているわけではありません。しかし、まずは子育てをする大人がマスメディアというものを理解して子どもたちが報道に接するようにしないと、ある意味危険だと僕は思うのです。



イスラム教の世界を歩くことで、僕は大切なことを学びました。この記事が、皆さまの「報道×子育て」について何かのヒントになりましたら本当に嬉しいです。最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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この記事を書いた人

ふじもん先生

大学卒業後、プロスキー選手として国内外で活動。夏季は沖縄県石垣島でシーカヤックやシュノーケリングのガイドもするなど、自然が大好き。引退後、ワーキングホリデーにて...

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