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公開 2024年01月27日  

【おとなの教養雑学】野菜を売るお店を「八百屋」と言うのはナゼ?(2ページ目)

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お肉屋さん、お魚屋さん、野菜屋さん…?



野菜を売る店は昔、「青物屋」と呼ばれていたため、「青物屋」が「青屋」と略されて「やおや」と呼ばれるようになったそうです。

「やおや」の文字が「八百屋」となった理由は続きの解説をどうぞ!

野菜を売る店はなぜ「八百屋」?


野菜や果物を売る店は、「|八《や》|百《お》|屋《や》」と呼ばれる。

江戸庶民の暮らしが描かれた井原西鶴の『日本永代蔵』には、「須田町、瀬戸町の青物屋」という記述があり、野菜を売る店は当時、「青物屋」と呼ばれていたことがわかる。

この青物屋が後に「青屋」と略され、「やおや」という呼び名に変わっていったという。

「|八《や》|百《お》|万《よろず》の神」という言葉があるように、もともと「やお(八百)」とはきわめて数が多いことを意味する。

いろいろな野菜を売っているお店なので、「八百屋」の文字があてられたようだ。

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野菜を売るから「野菜屋さん」ではなかったのですね。

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