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公開 2024年01月17日  

英語の「rival」、日本語の「ライバル」は、同じようでちょっと違う!(2ページ目)

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日本語では、競争相手であるとともに、“よい友人”でもある、というような意味ですが、英語にはこのニュアンスは含まれないようです。


「ライバル」とはお互いを高め合う存在なのか


英語の「rival(ライバル)」は、「対抗者」「競争相手」といった意味で、日本語のような「よき友人」というニュアンスは含まれていない。

英語の「rival」の語源は、ラテン語の「rivus(小川)」から派生した「rivalis(川を共同で使う者)」。

中世までは、同僚や仲間など、原義に近い意味も含んでいたが、次第に「対抗者」といった意味に限定されるようになった。

暮らしに密接に関わる川を仲良く共有していた人間は、いつしか水利や漁獲などを巡って争う「敵同士」になってしまったのだろう。

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言われてみれば、川の「river」と似ていますね!


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