「やぶ医者」は実は名医だった!?のタイトル画像
公開 2024年01月13日  

「やぶ医者」は実は名医だった!?(2ページ目)

1,737 View


「養《や》|父《ぶ》」という地名からきた言葉でした。

現在の兵庫県北部にあたる場所だそうで、実は「やぶ医者」はもともと名医だったそうですよ。

なぜ腕の悪い医者のことを「やぶ医者」と言うようになったのか。

続きは解説をどうぞ。

じつは名医だった「やぶ医者」


治療や診断が下手な医者を「やぶ医者」というが、江戸時代中期に編纂(へんさん)された『風俗文選』によると、かつては|但《たじ》|馬《まの》|国《くに》(現在の兵庫県北部)の|養《や》|父《ぶ》にいる名医を指す言葉だったようだ。

ところが、あまりに評判だったため、「養父から来た医者」を自称する偽物が出現。

いいかげんな治療をして高額な治療代を要求する不届き者の存在が社会問題となり、いつしか「やぶ医者」は腕の悪い医者の代名詞になったという。

「やぶ医者」は実は名医だった!?の画像1


偽物が現れるほど名医だったなんで驚きですね。

Share!

『大人の教養 博識雑学2000』のタイトル画像
『大人の教養 博識雑学2000』 #10
雑学総研/KADOKAWAのタイトル画像 雑学総研/KADOKAWA

関連情報