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公開 2023年12月02日  

【雑学クイズ】クリスマスツリーの飾り。元はあの”果物”だった!?(2ページ目)

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正解はりんご


木を飾り付けたクリスマスツリーの歴史は、1419年(応永26年)まで遡ります。

スイスとドイツの国境沿いであるアルザス地方のパン職人が、森から木を1本切り出し家の中に運び入れると、余ったパン生地で作った飾りとテーブルにあったりんごを飾ったと記録されています。

元々、キリスト教が普及する以前から冬至の魔除けとして常緑樹を祀る風習があり、この地方では冬至前後にあの世から来る先祖を迎え入れるために家や墓を掃除し木を飾る文化があったそうです。


またりんごは、アダムとイブを想起させる神に最も近い果物とも考えられます。

加えて、丸く美しい姿かたちや長期保存に長け、加工しやすいことからクリスマスツリーの飾りに選ばれたのではないでしょうか。


クリスマスツリーの木は、りんごの木!?

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元々のクリスマスツリーはりんごの木だった、なんていう説もあります。

ヨーロッパの温暖な地方で始まったクリスマス。

次第に北上し、アルザス地方にも伝わった中世の頃には盛んに行われるようになりました。

しかし葉がついたりんごの木を冬の時期に見つけるのは困難です。

そこで、常緑樹であるモミやトウヒを使い、生のりんごを吊るすようになりました。

とはいえ、ヨーロッパではクリスマスシーズンが長く、生のりんごを吊るし続けるには問題がありました。

その為、19世紀前半には代用品としてりんごに似せたガラスボールを飾るようになったそうですよ。


クリスマスツリーの飾りにもこんな歴史があっただなんて、驚きですね!



(コノビー編集部:齋藤)


【参考】
dメニュー天気「クリスマスツリーの最古の飾りはりんごだった? クリスマスとりんごの深い関係」
https://weather.smt.docomo.ne.jp/news/detail.html?tpid=202212130245

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