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公開 2024年02月16日  

牛乳パックの謎!寸法から計算すると1リットルに満たないのに何故入る?(2ページ目)

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側面のふくらみの部分に、足りない分の牛乳が入っているのです!


1リットルの牛乳パックの大きさ


1リットル(1000ミリリットル)と書かれた牛乳パックのサイズを測ると、不思議なことに気づく。

縦横7センチ、高さ19・5センチ。

つまり、この寸法で体積を計算すると、「7×7×19・5」で955・5ミリリットルにしかならないのだ。

「三角の屋根の部分にも牛乳が入っているんだ」と思う人がいるかもしれないが、牛乳パックの中をのぞいてみると、水面はかなり下のほうにある。

では、1リットルという表示が噓なのかというと、これにはカラクリがある。

大事なのは、単純なかけ算で求めた数値がすべてではないということだ。

牛乳パックをよく観察してみると、側面がふくらんでいるのがわかるはず。

このふくらみの部分に、計算では足りない分の牛乳が入っているのだ。

牛乳パックはこのふくらみも想定に入れて設計されているのである。

便利な算数だが、こういう落とし穴があるということも知っておきたい。


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