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公開 2023年11月24日  

イカやタコ、陸に揚がると「匹」から「杯」になるのはなぜ?(2ページ目)

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イカの形が「杯」に似ているから、でした。


イカやタコはなぜ「杯」と数えるのか?


スーパーなどに並んだイカやタコは、1杯、2杯、3杯というように「杯」で数える。

魚をはじめ水中の生き物の数え方は、ほとんどが「匹」や「尾」で、イカやタコも生きて海で泳いでいる時には、1匹、2匹、3匹と「匹」で数える。

それなのに、売り物になってしまうと「杯」となるのはどうしてだろうか。

これは「杯」という漢字に秘密がある。

漢字の「杯」は、ふくらみを持った容器をあらわしたもの。

イカめしやイカ徳利の材料になることからもわかるように、イカの胴体はふくらんだ形をしている。

そこで「杯」と数えるようになったという。

タコは、イカと同類の生き物であることから、同じように数えられるようになったものらしい。

そのほかにも、イカやタコを軟体動物の貝類の一種として「貝」と数えたことにちなむとする説もあるようだ。


書籍『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』(多湖輝監修/KADOKAWA)より一部抜粋し、編集して掲載しております。

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『頭のいい子が育つ!子どもに話したい雑学』 #2
『頭のいい子が育つ!子どもに話したい雑学』/KADOKAWAのタイトル画像 『頭のいい子が育つ!子どもに話したい雑学』/KADOKAWA

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