赤ちゃんが温泉に入れるようになる時期について、「生後何ヶ月から」という明確な基準は設けられていません。
「首がすわってから」「沐浴を卒業してから」などさまざまな情報がありますが、基本的にはパパママの判断になります。
とはいえ、生後3ヶ月頃までは病気に対する防衛機能が未発達で、温度変化などにも弱く、細やかな室温・湿度調節、換気などが必要になるため、慣れない温泉に連れていくのはリスクが高いといえます。
そのため、生後3ヶ月以降を目安にする方が多いようです。
また、施設によっては年齢制限などのルールを設けている場合もあります。
温泉に行く前に、施設に事前に問い合わせておくと安心です。

赤ちゃんとの温泉はいつからOK?施設・旅館選びのポイントや注意点もご紹介
7,845 View赤ちゃんと初めての旅行をしようと計画されているパパママも、多いのではないでしょうか。赤ちゃんと旅行先で温泉に入ろうとしている場合は、赤ちゃんならではの注意点を知っておく必要があります。今回の記事では、赤ちゃんが温泉に入れるようになる時期や、施設選びのポイントなどについてご紹介します。赤ちゃんと温泉に入りたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
赤ちゃんは温泉にいつから入れる?

参考:東京都「0歳児から2歳児の発達過程」
生後6ヶ月未満なら、お風呂付客室の「部屋風呂」がおすすめ

赤ちゃんが生後6ヶ月未満の場合は、お風呂付客室の部屋風呂がおすすめです。
お風呂付客室の部屋風呂は、旅館などの部屋に備え付けられた温泉設備を指します。
生後6ヶ月頃は、やっと支え座り・お座りができる子が出始める段階です。
まだまだ泣くことや寝ること、排せつなどのコントロールが自分でできないので、大浴場で他人と一緒の空間で過ごすのは困難でしょう。
その点、部屋風呂であれば、いつでも好きな時間に家族だけで自由に楽しめます。
また、客室の部屋風呂なら、他人が浸かっていないきれいなお湯で洗ってあげられるので、衛生面でも安心です。
このような理由から、赤ちゃんの温泉デビューをする際は、部屋風呂のある客室を選ぶことをおすすめします。
参考:東京都「0歳児から2歳児の発達過程」
参考:はままつ子育てネットワークぴっぴ「おすわりができる頃の赤ちゃんで、気をつけることは?」
生後6ヶ月~1歳頃なら、「家族風呂 ・貸し切り風呂」が安心
生後6ヶ月〜1歳頃であれば、家族風呂 ・貸し切り風呂が安心です。家族風呂・貸し切り風呂とは、時間を区切って貸し切りできる、大浴場とは別の温泉です。
貸し切り風呂であればパパママが一緒に入れるので、赤ちゃんに何らかのトラブルが起こっても、2人で協力してすぐに対応できます。
ただし、いくら貸し切りとはいえ、前後の時間にはほかの利用者が使用する場所です。
浴場での排せつはマナー違反であることを前提に、生活習慣で排せつのタイミングが分かっていたら入浴の前にトイレに行き、湯船に入る前にかけ湯をしてから利用しましょう。
「大浴場」は、赤ちゃんの成長に合わせて検討しよう
「1歳以降なら大浴場に入っても大丈夫」という情報も見かけますが、年齢よりも赤ちゃんの成長を見ながら、大浴場デビューのタイミングを考えるのがおすすめです。
多くの人がいる中で入浴できるか、うんち・おしっこをしてしまう心配がないかを考慮したうえで、大浴場を利用するかどうか検討しましょう。
なお、施設によっては、大浴場を利用できる年齢を制限している場合もあるので、事前にチェックしておくのが無難です。
赤ちゃんと入る温泉を選ぶときの5つのポイント

赤ちゃんと温泉に入る場合、施設や旅館選びにこだわる必要があります。
ここからは、赤ちゃんと入る温泉を選ぶときのポイントについてご紹介します
➀年齢制限・入浴制限を確認する
温泉施設や旅館によっては「1歳未満は入浴禁止」「オムツを卒業していない乳幼児の入浴禁止」などの年齢制限・入浴制限を設けている場合があります。
あらかじめメールや電話で問い合わせるなどして、赤ちゃんが入浴できるかどうか確認しましょう。
➁小児科までの距離を確認しておく
旅行先で赤ちゃんが急に体調を崩したり、ケガをしたりする事態はよくあることです。
当日何かあってもすぐ対応できるよう、施設から最寄りの小児科までの距離を確認しておきましょう。
それと同時に、小児科の営業時間や休日でも診察しているかなど、小児科の情報もチェックしてください。
➂温度に注意!熱い場合は対策を考えておく
大人が気持ちいいと感じるお湯の温度は、赤ちゃんにとって熱いことが多いです。
部屋風呂や家族風呂 ・貸し切り風呂でぬるくできる場合は、赤ちゃんが入れる温度までぬるくしましょう。
ベビーバスが用意されている施設・旅館もあるようなので、温度とともに、事前に確認しておくと安心です。
また赤ちゃんが湯あたりしないよう、長時間の入浴は避けましょう。
➃刺激が強い泉質は避けた方が安心
温泉にはさまざまな泉質がありますが、赤ちゃんと入る温泉は刺激が強すぎないものがおすすめです。
「単純温泉」と呼ばれる泉質は、無色透明無臭で成分が薄いので、赤ちゃんにやさしい泉質といえます。
大人にとっても刺激が強い硫黄泉、酸性泉、炭酸水素塩泉などは避けましょう。
➄赤ちゃんの温泉デビューを応援してくれる施設・旅館がおすすめ!
赤ちゃんの温泉デビューを安心して進めるためには、赤ちゃん連れ向けのプランがあったり、ベビー用品を無料で貸し出してくれたりする施設・旅館を選ぶのがおすすめです。
たとえばベビーバスがあれば、温度調節やお世話が楽になります。
お座りができる赤ちゃんには、バスチェアがあればママが身体を洗っているときなどに座らせてあげられます。
また大人用のソープは赤ちゃんにとって刺激が強い場合があるため、赤ちゃん用のアメニティがあれば便利です。
赤ちゃんと温泉に入る際の3つの注意点
赤ちゃんと温泉に入る際は、温泉のマナーや赤ちゃんの健康面など気をつけるべき項目がいくつかあります。
ここからは、赤ちゃんと温泉に入る際の注意点についてご紹介します。
うんち・おしっこを済ませてから入浴する
赤ちゃんは入浴中だからといって、うんちやおしっこを我慢できません。
もしも入浴中にうんちをしたら、ほかの利用客に迷惑がかかります。
そのため、赤ちゃんと温泉に入る際は、必ず直前にうんち・おしっこを済ませましょう。
施設によっては、オムツ卒業前の赤ちゃんの入場を制限しているところもあります。
オムツ卒業前の赤ちゃんが入れる温泉だったとしても、マナーとして入浴前はシャワーでおしりをきれいに洗いましょう。
入浴前後の赤ちゃんの水分補給を忘れない
温泉に入ると、赤ちゃんの身体からたくさんの汗が出て、水分が逃げていきます。
脱水症状を防ぐために、入浴前後にはしっかり水分補給をさせてください。
また温泉からあがった後は、保湿クリームで身体をうるおすのも大切です。
温泉の床は滑りやすいため、足元に注意する
温泉の床は滑りやすくなっているので、転倒のリスクが高いです。
パパママが転倒してしまうと、抱っこしている赤ちゃんもケガをする恐れがあります。
このような事態を防ぐため、温泉では足元に十分注意しましょう。
まとめ
今回は、赤ちゃんが温泉に入れるようになる時期や、施設選びのポイントなどについてご紹介しました。
赤ちゃんと温泉に入る際には、泉質や年齢制限、設備などについて事前に確認する必要があります。
施設選びにもこだわって、赤ちゃんの温泉デビューをサポートしましょう。

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