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公開 2023年07月11日  

赤ちゃんの行事一覧|1歳になるまでの7つのお祝いをご紹介!

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赤ちゃんが誕生してから1歳になるまでは、立て続けにさまざまな行事があります。行事ごとの時期やお祝いの仕方を知っておくことで、焦らずにスケジュールを立てられるでしょう。今回の記事では、1歳になるまでの赤ちゃんの行事についてご紹介します。1歳までの行事の概要を知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。


赤ちゃんの行事一覧をカレンダーでチェック!

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誕生してから1年間は、立て続けにさまざまな行事があります。

1歳までの主な行事は、以下の通りです。

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上記のように生まれて間もない行事は「生後何日目」などの細かい日程が決められており、計算に悩まれるパパママも多いです。

そのようなときには、月齢を自動で計算してくれるスマホアプリなどの活用がおすすめです。

アプリを使えば、行事のスケジュール管理がしやすくなります。

赤ちゃんの行事はどっちの親と?両家で行うべき?


赤ちゃんの行事の中には、参加する人が風習的に決められているものもあります。

たとえばお宮参りは、昔からのしきたりでは赤ちゃんとパパ、パパの家族で行うのが一般的でした。

しかし、近年では昔からのしきたりに縛られるケースは少なくなっています。

基本的にどちらのご両親でも、両家でも問題はなく、パパママだけで小規模に済ませるご家族も多いです。

ただし、どちらかのご両親だけ招待するとなると、招待されないご両親が悲しい思いをしてしまう可能性もあるため、両方に声をかけると安心です。

みんなが納得できる方法でお祝いできるよう、事前によく話し合っておきましょう。

赤ちゃんの7つのお祝い行事


赤ちゃんの行事によって、祝う時期やお祝いの仕方は異なります。

ここからは、1歳までの7つのお祝い行事についてご紹介します。

【生後7日】お七夜・命名式


お七夜とは、赤ちゃんが誕生して1週間が経ったことを祝う行事です。

生後7日の数え方は昔と今で異なり、日本古来の考え方では生まれた日を生後1日目として数えていました。

現在では生まれた日を生後0日目としていますが、地域によっても数え方は異なるので、事前によく確認しておきましょう。

また、昔からの風習では、父方の家で父方の祖父が主催していました。しかし現在では、開催場所や参加者にこだわる家庭は少なくなっています。

また昔はこの日に命名するのが一般的であったため、お七夜の日には命名書を用意して神棚にささげるしきたりがあります。

この時期からお宮参りまでの期間には、生後間もない赤ちゃんの姿を写真に残すために「ニューボーンフォト」を撮るのもおすすめです。

ニューボーンフォトはパパママにとっての記念になるだけでなく、出産報告用の写真としても役立ちます。

【生後31~33日】お宮参り

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お宮参りとは、赤ちゃんが無事に誕生して1ヶ月の節目を迎えられたことを神様に報告し、健やかな成長を願う行事です。

昔からの風習では、男の子は生後31日~32日、女の子は32日~33日に行います。

お宮参りは、赤ちゃんとパパ、父方の祖母の3人で参拝するのが一般的でした。

ただし現在ではそのような風習にこだわらず、パパママのみで行ったり、両家の祖父母が参加したりとご家庭によってさまざまです。

神社でご祈祷を受けて参拝した後は、記念写真を撮影したり、お店や自宅などで食事会をしたりして、節目を迎えたお祝いをします。

【生後100日】百日祝い(お食い初め・歯固めの儀式)

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お食い初めは百日祝いともいわれており、赤ちゃんが誕生して100日が経過したことを祝う行事です。

かつては親戚や友人などを招いて盛大に祝うのが一般的でしたが、現在ではパパママのみで祝うご家族も増えています。

お食い初めでは、「一生食べることに困らないように」との願いを込めて、赤ちゃんに料理を食べさせる真似をします。

お食い初めとあわせて、赤ちゃんに丈夫な歯が生えてくることを願う「歯固めの儀式」も行うのが一般的です。

【生後6ヶ月】ハーフバースデー


ハーフバースデーとは、赤ちゃんの生後6ヶ月を祝う行事のことです。

お七夜やお宮参りのように日本古来の行事ではないので、祝う場所や誰と祝うかなどのしきたりはありません。

ハーフバースデーでは、この時期にしかできない「寝相アート」で記念撮影をするご家族が多いようです。

また生後6ヶ月頃には離乳食が始まっている赤ちゃんもいるため、離乳食ケーキを用意して祝うのも良いでしょう。

【1月】初正月


初正月とは、赤ちゃんが生まれて初めて迎えるお正月のことです。

現在では1月1日から1月3日までを三が日、1月7日までを松の内と呼び、この期間をお正月としています。

しかし地方によっては、1月15日や20日までがお正月の場合もあります。

昔からのしきたりでは、初正月には母方の実家からお祝いが贈られるのが一般的でした。

お祝いの内容としては、男の子には「健やかにたくましく成長してほしい」との願いを込めて破魔弓・破魔矢を、女の子には無病息災を祈って羽子板を贈ります。

【3月3日・5月5日】初節句


節句は、子どもの無病息災を願う行事のことです。その中でも初節句は、赤ちゃんが生まれて初めて迎える節句を指します。

昔からのしきたりでは、初節句には母方の祖父母からお祝いを贈られるのが一般的でした。

男の子には鎧・兜飾り、女の子には雛人形などを贈ります。

しかし現在では、しきたりにこだわらず父方の祖父母がプレゼントしたり、パパママがご自身で用意したりとさまざまです。

初節句の日取りは、男の子が5月5日の「端午の節句」、女の子が3月3日の「桃の節句」となっています。

ただし赤ちゃんが誕生してから初節句までの期間が短い場合は、母子の体調が万全でない可能性もあるので、翌年に祝うご家族も多いです。


◆女の子:3月3日(桃の節句)

桃の節句では、無病息災を願って雛人形を飾ります。

また初節句のお祝い膳では、お寿司やはまぐりのお吸い物を用意するのが一般的です。


◆男の子:5月5日(端午の節句)

男の子の端午の節句には、子どもの健康や立身出世(社会的に高い地位を得て、名前が世に知られること)を願って五月人形や鯉のぼりを飾ります。

お祝い膳では、鯉や栗、ちまき、柏もちなどを用意するのが一般的です。

また「悪鬼(あっき)を払う」意味を込めて、菖蒲湯に浸かるしきたりもあります。

【生後1年】初誕生日(1歳の誕生日)

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1歳の誕生日は、赤ちゃんが初めて迎える誕生日です。

誰と祝うか、誰がお祝いを贈るかなどの決まりはないため、両家で話し合ってどのような方法にするか相談しましょう。

日本や海外でよく知られる1歳の祝い方は、以下の通りです。

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赤ちゃんの行事はしないといけない?


赤ちゃんの行事は必ずしなければならない、という決まりはありません。

大前提としてママや赤ちゃんの体調が最優先です。

産後間もない母子の体調が万全でない場合、伝統にこだわって無理に行う必要はありません。

「これはお祝いしてあげたい」「この行事ならできる」と思える行事を選んで行うのも良いでしょう。

スケジュールを空けるのが難しい場合は、お宮参りと百日祝いを一緒に行うなど、日取りをまとめるのも1つの手です。

無理に行事として行わなくても、お祝いの気持ちを持ったり、「今日は○○だね、おめでとう」「元気に育ってね」など声をかけてあげたりするだけでも十分でしょう。

どの行事にも共通するのは、赤ちゃんの健やかな成長を願う気持ちです。

それぞれのご家庭に合ったやり方で、赤ちゃんに愛情と感謝を伝えましょう。

まとめ


今回は、1歳になるまでの赤ちゃんの行事についてご紹介しました。

誕生してからの1年間は、さまざまな行事があります。

赤ちゃんとママの体調を優先しつつ、無理のないやり方で赤ちゃんの幸せな成長を願いましょう。

※ この記事は2024年03月11日に再公開された記事です。

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