私の娘は、知的障害がありますが、障害があるのとないのとでは人生にそんなに差がないと思います。しかし、特に悩むことなく小中学校へ通い、当たり前に高校受験をし、大学へ進学し、企業へ就職し、やがて結婚をして、子育てをして、ということを当たり前に思っていたら、大きく違ってくるかもしれません。
もちろん、障害があっても結婚されている方は沢山おられますし、子育てをされている方もおられます。海外旅行や、海外留学をされている方もおられます。子育ても、ご夫婦だけでは難しい場合は、周囲のたくさんの支えを得て行っている方々もおられます。
全てにおいて、健常といわれる人達と同じことができる可能性はありますが、それを行う1つ1つにおいては容易でないことも多く、例えば学校へ入学する為にも、イチイチ悩まないといけないのが現実です。
結局、それが障害なのですよね。ですが、壁にぶち当たるたびに、或いはその壁を乗り越えていくたびに、今まで見えていなかったことが見えるようになっていきます。そして、見えていなかった自分に気づくことで、きっとまだまだ見えていないことがあるんだろうと思うようになりました。その発見は、私にとっては、とても喜ばしいことだと思っています。
そして、私たち親をグーンと成長させてくれる障害のある子たちは、とっても素敵だと思えるのです。
障害のある子どもの将来とは?たくさんの人とのつながりが子どもの未来をつくる
障がいのある我が子、考えるのは将来のことばかり。自分が亡くなった後はどうしようと不安になることもあります。でも、私が大切にしていることは、地域に日頃からサポートしてくださる方を見つけ、何かあった時に心配してくださる方々との繋がりを作っておくこと。そんな人とのつながりが、娘の未来をつくると思っています。
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