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公開 2022年10月16日  

ママ同士が助け合って育児!意外だけどけっこう身近な動物、知ってる?(2ページ目)

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動物の子育てが面白い!
『知るほど楽しい! パンク町田のゆかい痛快! 動物の子育ての世界』より、その内容の一部をご紹介します!


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「トイプードルなどの小型犬」は、集団で育児します!


ネオテニー化した小型犬は、 集団育児をする

支え合い、 助け合いながら育てる


子犬のような見かけのかわいいトイプードルも、もちろん赤ちゃんを産み育てます。

しかし、その育児法は本来の犬とはちょっと違っています。

大型犬やオオカミのメスは、 赤ちゃんを産むときも授乳するときも1頭で行い、ほかのメスが自分の巣穴にノコノコ 入ってこようものなら、ママは迷わず威嚇や攻撃をします。

ところが、トイプードルなどの小型犬は、複数のメスが集まり、助け合あって集団で育児をすることが知られています。


幼さを残したまま親になれる


犬は約3万5000年前に、現代のオオカミとは少し違うメガファウナ・ウルフと共通の祖先をもつ別種のオオカミから、誕生した可能性が高いといわれています。

やがて、人間がより便利な動物へと改良して家畜化が進む段階で、 幼い特徴を残したまま子孫を残すことができる傾向(ネオテニー化:幼形成熟)が表れました。

複数で集まって寝るなども、幼い犬に見られる性質です。

トイプードルなどの小型犬の集合育児法は、まさにネオテニー化の特徴なのではないでしょうか。


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複数のママ達で助け合っての育児、なんだか賑やかそうですね!

ちなみに、トイプードルなど小型犬の妊娠期間は約2ヶ月。

意外と短く感じました。


本書では他にも、驚くような動物の妊娠、出産、子育てのことがたくさん紹介されています。

全ページふりがながふってありますので、お子さんと一緒にも読むことができそうです。

ぜひお手に取って、ご覧になってみてください。



(編集:コノビー編集部 大塚)


※ この記事は2024年04月15日に再公開された記事です。

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