たまたま窓の外を見たら、バレンタインらしい光景が。
どうなる?
どうなるの!?
今日、バレンタインデーか!!
そして事件は起こる
だからまさか、あんなことが起こるなんて考えてもいなかった。
あの日、長男は友達と外に遊びに、長女はそろばん教室に行っていて、家には私と次女が2人だけ。
少し肌寒くなってきて、新しく買った厚手のトレーナーを次女に着せていたので秋の終わりの頃だったと思う。
次女は2歳の後半だった。
平日の夕方というのは、育児も家事もコアタイムというか、とにかく忙しい時間で、洗濯物を取り込んで畳まなくてはいけないし、夕飯の支度もあるし、あとはお風呂にお湯を張り、上の子ども達が学校から持ち帰って来たお手紙のチェックに、夕方にかぎって宅配のお兄さんが来たりと慌ただしい。
それで私はいつものボウルとかミルクパンとかその手の物をハイと次女に手渡して
「ちょっとこれで遊んでてな」
そう言って、自分はキッチンに入っていた。
我が家のキッチンはマンションなんかによくあるカウンター対面式のもので、そこからは私に背を向けている次女の姿がちゃんと見えていたし、それで安心だと思っていた。
だから、次女の近くにある、ポリプロピレンの小さな引き出しを開けているところを見ても、そこにしまってあるハンカチを出しているのだろうなと思って看過していたのだった。
それで、次女がハンカチなんかの多少散らかしても実害の無いものを出して遊んでいる隙に、ちょっと流し台の下の収納から小さなお鍋を取り出してそれからボウルを出して、さっき洗ったフライパンをしまって、それがほんの数分の事だったと思う。
「次女ちゃん、ハンカチあんまり出したらあかんで」
そう声をかけてこちらを振り返った次女の顔が真っ赤に染まっていたのだ。
一瞬目を離したすきに……!
大慌てしてしまいましたが、赤いものの正体は……?
その発想!!
一つ一つの感性が、尊い……。
そんな娘、お月様に対する感想は?
楽しみにしていた遠足の日
当日の朝、まさかの……!
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お楽しみに♪
(編集:コノビー編集部 大塚)
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