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厳格な父に怯えていた幼少期。息子には同じ思いをさせまいと奮闘して気づいた事

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亭主関白で九州男児の父親に怯えながら育った私。
子ども達には同じ思いをさせまい!と意気込んでいましたが、実際の子育ては、思うようにいかないこともありました。

亭主関白で九州男児の父親


「なんしようとか!」

方言で怒鳴る父親の声を、私は今でも鮮明に思い出せます。


私の父親は絵に描いたような亭主関白で、とても厳格な人でした。

食事のマナーから
言葉遣い
身だしなみ
姿勢
などなど…

怒られるポイントは日常生活のなかに、いくらでもありました。


父親は仕事が忙しく、朝は早く出て夜遅く帰宅。

土日も仕事でいたりいなかったり。

疲れているのか、家にいるときは常に不機嫌でピリピリしていました。


私や弟がちょっとふざけただけで、「そんなことで騒ぐな!しょうもない!」と怒鳴ったり。

母親が食事の準備に少し手間取っただけで怒鳴ったりするので、父親がいると常に緊張していました。


家の中では常に、父親から怒られないようにと、親の目を気にして生活。

結果、私は何かやろうとするたびに「これをやったら周りにどう思われるのかな」と気になってしまい、なかなか自分の意志で物事を決めることができない性格に。

30代後半にさしかかった今でも、残念ながら未だにそういう傾向があります。


だからこそ、自分の子どもには怒ったりせず、子どもの自由な意思を尊重できる親になりたい!

そう強く思っていました。

ですが、いざ子どもを産んで育ててみると、思うようにはいきませんでした。


厳格な父に怯えていた幼少期。息子には同じ思いをさせまいと奮闘して気づいた事の画像1
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父親のようになりたくないと思っていても


私は父親のようになりたくない。

怒るのは最低限にして、いつもニコニコしている母親でいたい。

息子を産む前は強くそう思っていました。


でも、いざ産んでみると…

私はイライラしてばかりでした。


食事のマナーを教えたいのに、言ったそばから遊び食べ。

オモチャの取り合いでお友達に優しくできない。

じっとして欲しい時に騒ぐ。


危険を伴うような時だけ怒ろうと思っていたのに、言うことを聞かない息子にイライラ。


今思えば、まだ言葉もわからない息子が、大人と同じようなふるまいをするのは、発達的にも難しいことなのだと思うのです。

でも、「きちんとやらなくては」と思いがちな性格の私は、なかなかイライラを抑えることができませんでした。


怒ってはいけない、でもイライラが止まらない。

「怒ったら父親のようになってしまう…!」と思いながら必死で感情を抑え込みながら、息子に向き合う毎日。


だんだん私は余裕がなくなり、不機嫌を隠すことができなくなりました。

子どもといても、全然楽しくない。

しんどいし、ツライ。

育児向いてない。

子どもを可愛く思えない…。

そんな状態に陥っていたからか、2歳後半ごろから息子はだんだん父親にベッタリに。

ワンオペなのに「ママ嫌い!」と言われて反抗されるとかなりツラいものがあります。


ある日、保育園の登園前に息子のママイヤが爆発した時、ついに私も爆発して子どもに暴言を吐いてしまいました。

コレはまずいぞ、と言う顔をした息子は素直に登園しましたが、私のメンタルはボロボロ。


「怒らないようにしてるのに、どうして嫌われてしまうの?」と帰りの車内で号泣しながら、ふとあることに気づきました。


「私は、息子に嫌われたくなかったんだ」ということに。



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父親の愛情を疑ったことはない事に気づいて…


私は心のどこかで、「父親のように子どもを怒ったら、自分の子どもに嫌われてしまう」と思っていたのです。

だって私はいつも怒っている父親を、嫌いだったから。


もちろん何不自由なく育ててくれたことに感謝はしていますが、「父親のせいで自分は周りの目を気にする自信のない大人になってしまった」と八つ当たりのように思っていました。


だからこそ、私は仲の良い親子関係を築きたかった。

いつも笑顔で最低限しか怒らないママになって、息子と楽しく過ごしたかった。

なのにいつの間にか、「怒らないこと」「子どもに嫌われないこと」が最優先になっていました。


嫌われたくないからイライラをたくさん溜めて我慢して爆発させる。

そんな人、大人でも困るのに、私は息子に対してそんな母親になってしまっていたようです…。


そしてその時、同時に気づいたのは、私は散々父親に怒られて育ちましたが、父親からの愛情を疑ったことはなかったこと。


気分的なもので怒鳴られたことも多々ありましたが、基本的には愛情からきているものだということを、私はどこかでちゃんとわかっていました。

それに気づいてからは、少しずつ、子どもとの向き合い方が変わってきました。


怒る時はまず、怒る理由をきちんと説明する。

一方的ににならないように、「なぜそういうことをしたのか」息子の言い分をちゃんと聞く。

怒ったあとは「あなたが大好きだ」ということをいつもより伝えて、フォローする。



それを意識していくことで、怒るたびに不安だった気持ちがずいぶんと楽になりました。

愛情さえちゃんと伝わっていれば大丈夫だ、と思えるようになったからだと思います。


厳格な父に怯えていた幼少期。息子には同じ思いをさせまいと奮闘して気づいた事の画像3
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父親とは正反対の夫と共に


長いこと苦手だった実家も、出産を経てからはずいぶん関係も良好に。

現在、父親は長年勤めていた職場を退職し、ずいぶんと性格が丸くなりました。

孫をこれでもかと可愛がり、世間が落ち着いたら母親と富士山に登ろうと話していたり。


今となっては嫌いだと思っていたのが申し訳なく感じるほどです。


そして、私には今、夫という強い味方がいます。

夫は常に子どもや私の目線に立って、色々考えてくれる人。

威圧的な態度で子ども達を委縮させていた父親とは正反対かもしれません(笑)


私が育ってきた環境とは、まったく違う環境で、子ども達がのびのび育っていることに安堵の気持ちもあります。

それでもいつか息子も、私に対して「もっとこうして欲しかった」と思う日が来るのかもしれない。

関係が悪くなる日も来るのかもしれない。


でも、愛情がきちんと伝わっていれば、きっといつか、すれ違った気持ちも交わる日がくる。

そう信じて、夫と協力しながらこれからも育児に向き合おうと思います。




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この記事を書いた人
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あめの

3歳息子と2歳娘の母、あめのです。

年子育児に奮闘しつつ自分と向き合う日々は
慌ただしいですが宝物です。...

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