保育園時代は、みんな一斉の「子どもたちの夏休み」という概念がなかった。
親が仕事の日は、子どもたちもいつもと変わらない日常を過ごせていた。
でも、小学校に上がるとそういうわけにもいかない。
「なんで学童に行かなきゃいけないの?」
「なんでうちのママはお休みじゃないの?」
……子どもの素朴な疑問は、時に心にグサッと突き刺さる。
どうしてパパもママも仕事をしているのか。
どうしてうちは、他のお友達のおうちとは違うのか。
こうしたことについて考える時、大切にしたいのは「家族」というキーワード。
子どもも含めた家族みんなが、「“うちの家族”が目指している方向性」について共有していくタイミングなのかもしれない。
一方、毎日自宅で過ごしている専業主婦の典子は、また違った悩みを抱えていて……?
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