小学生になったころ、急におばあちゃんがヨボヨボしていることが気になり始めた。
おばあちゃんはずっと変わらずやさしいおばあちゃんだったのに、変わったのはわたし。
なんだか不気味なような、怖いような気持ちになってしまいました。
「おばあちゃんに優しく」父に叱られた苦い過去。そして今、老いた父を避ける娘をみて…
121,606 View小さい頃、ヨボヨボのおばあちゃんを避けがちだったわたし。母になり、4歳の娘が闘病中の父に近寄らなくなりました。
父1人子1人の父子家庭で育ったわたし。
大きな怪我をしたことがきっかけで、手足が少し不自由です。
そんなわたしが子どもを産み育てるなんて、父は思ってもみなかったのでしょう。
毎日毎日、片道1時間も電車とバスを乗り継ぎ、育児を手伝いに来てくれました。
長女も父のことをジジと呼び、とても懐いていました。
長女が1歳半で長男が生まれ、お姉ちゃんになったときには「ママに甘えられない分を絶対に埋めてやる」と頑張ってくれた父。
でも、長女が4歳、長男が2歳になった頃……
脳梗塞を患い、第三子が生まれてしばらく経った頃に背骨を骨折しました。
老いてからの病気や怪我はなかなかいい方向に進まず、みるみるうちに動けなくなってしまいました。
毎日抱っこしてくれて、お散歩して、おやつを一緒に食べた元気な父が、今は車椅子に乗るのもやっと。
「背中ピーンのジジがいい」と、近寄ろうとしない長女に向かってつい、「ジジに優しくしなさい!」と言いたくなるけれど…
親になって、かつてわたしに「おばあちゃんに優しく」と言った父の気持ちもわかる。
でも、わたしだっておばあちゃんのことが嫌いなわけじゃなかった。
やさしくできないのが恥ずかしかった。
2
「お母さん…」しめじを調理しようとした娘の言葉に、衝撃が走る!
コノビーおすすめ書籍
3
寝返り時期あるある。できるようになるとあちこち挟まるから助けるの大変
にくきゅうぷにお/講談社
4
多忙な母が、いつも“床掃除”を欠かさなかったワケ…今ならわかるんだ。
コノビー編集部
あっ、花火が笑ってる!4歳児が撮影した奇跡の1枚でみんなが笑顔に
コノビー編集部
指しゃぶりからのうとうと。それだけなのにどうしてこんなに可愛いんだろう
にくきゅうぷにお/講談社
知育教材なんて...と思ってたものの!?結構楽しんでます、4歳児
ぺえかあちゃん
これが子どもの発想力…!娘に「何を描いたの?」と聞いたらすごかった…
おやま/KADOKAWA
思わずキュン…♡レストランで夫の対応に”惚れ直した”出来事
多喜ゆい
夫の育児にモヤる瞬間。「妻がいる前提」のおでかけムーブが私の顔を虚無らせる。
いそめし ちかこ
子が夫に質問「ママのこと大好き?」聞き耳をたてていたら、嘘でしょ…?
なおたろー『育児戦隊 ごきげん夫婦』
「ワーママの大変さ」を、パパが実感したのはこんな瞬間
なおたろー『育児戦隊 ごきげん夫婦』