娘が2歳の頃、毎日毎日「ヤダ!」「イヤ!」ばかり。
私も夕方にはヘトヘトに疲れ、夕飯前は私も娘も疲れ切ってしまう日々でした。
その頃ネットでいろいろ育児情報を読んで、「楽しく言い換える方法」を知り、さっそく実践してみることに。
イヤイヤを言われるたびに頭をフル回転して、娘の言葉を言い換え、まるで脳トレのよう。
でも、たったそれだけで子どもの大泣きを防げることが多くなり、私も楽しく対応ができました。
そんな私が実践した言い換えをご紹介します。
イヤイヤ期対応はまるで脳トレ!?ポジティブな言い換えが、効果抜群だった話
33,001 View娘が2・3歳児の頃、まさにイヤイヤ全盛期!本当は怒りたくないのに…と反省する日々でした。そこで考えたのは、楽しく娘の言葉を言い換えてみること。そこで効果抜群だった言い換えをご紹介します!
娘のイヤイヤに毎日ヘトヘトの私。対応の仕方を変えてみたら…
お風呂に入りたくない → ペットボトル君と一緒に入ろう
イヤイヤの定番、「お風呂入りたくない!」。
毎日、お風呂に入るまでがとにかく大変でした。
そこで用意したのがペットボトルとマジック。
お風呂の前に、ペットボトルに自由にマジックで顔を書いてもらいます。
そして、「今日はこのペットボトル君と一緒にお風呂にはいろうか」と。
すると、お風呂の時間になると、とても楽しそうに入ってくれるように!
ペットボトルで水遊びもできるし、使い方は自由自在。
ペットボトル君にはとても助けられました。
トイレにいきたくない → トイレさんがお腹すいたって
絶対トイレに行きたい頃なのに、嫌がることもありますよね。
そんな時には、トイレを擬人化して主語を変えてみることに。
トイレさんと名付けて、「うんちやおしっこを食べてるんだよ」と伝えました。
そしてトイレをイヤがった時、「トイレさんがお腹すいたって言ってる!早く行ってあげて~!」と焦ったように言います。
すると、子どもも焦ったようにトイレまでダッシュ!
トイレが終わった後には、トイレさんになりきって、「あ~おなかいっぱい!ありがとう」と感謝の気持ちを伝えていました。
服を着たくない → この穴に向かっておいで~
朝、パジャマを着替えたくないというのも我が家では毎日の話。
その時は今日着る服の首の穴から私の顔を出し、「ここの穴においで~!ギューしよ~!」と伝えます。
すると、すごい勢いで走ってきてくれます。
近づいてきてくれたらこっちの勝ち。
さっと首を通して、そしてギューっと。
ついでにズボンもパっと履き替えさせて、「これでお出かけできるね!」とお互いにっこり。
ギューは私も癒されて一石二鳥でした。
手を繋ぎたくない! → ママ怖いから、連れて行って~
階段や横断歩道など、手を繋いでおかないと危ない場面もよくあります。
とっさに危険な時にはもちろん注意して手をつなぎますが、少し余裕のある時には「ママ、ここ車多いから怖いよ。連れていって~」とブリッ子に変身。
俄然やる気を出して、「わかった!手つないであげる!」と手を繋ぎにきてくれました。
もちろんその時は「わあ!ありがとう!手を繋いでくれてると怖くない!」と感謝の気持ちもセットで。
野菜を食べたくない → 先にお腹にいる食べ物が、寂しがってるよ~
好き嫌いが多い娘。
そんな時は食べ物を主語にして、「先に食べた食べ物がお腹で寂しがってるよ~」と。
そして一口食べたら、「わあ!ブロッコリーさんがきてくれた!」とお腹の食べ物になりきって演技。
ご飯を食べる度に
「今度はトマトさんも!」
「わ!お味噌汁のシャワーだぁ~!」
ととにかく演技。
親が食べるのが遅くなってしまいますが、とっても楽しんで食べてくれました。
自分の頭がガチガチだったと気づいた
こんな風にちょっと工夫をすることで、子どもは笑って行動に移してくれることが多かったです。
イヤイヤ期に疲弊していた当初は「ちゃんとしなきゃ」「野菜は全部食べさせなきゃ」「人の迷惑にならないようにしなきゃ」と常に頭でっかちで、がちがちだったからかもしれません。
自己主張が出てきても、娘が楽しめるように言い換えればよいのだと気づいてからは、「次はどうやって返そうかなぁ」と脳トレのように楽しみながら対応することで、お互い笑顔で過ごすことが増えました。
時には子どものしたいことを優先させてみると、気が楽になった
また、子育てを通じて実感したのが、少しくらいなら目をつむろうということ。
左右が違う靴下を履いても。
晴れの日に長靴と傘で出かけても。
芝生を靴下で走り回っても。
噴水でびしょぬれになっても。
その後の人生に影響があるわけではありません。
どろだらけになった子どもと一緒に笑い合うと、なんだか私も楽しい気持ちになることも。
自由な発想は小さい時だからこそできるもの。
この時期を楽しもうと思って接することで、気が楽になったような気がします。
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