幼稚園でも、小学校でも、女友達が多い長男。
おっとりした長男を、しっかり者やお世話好きな女子が引っ張って遊んでくれています。
男友達もいますが、話に出てくるのも、仲が良いのも女友達ばかり。
家族でもママが大好きな長男曰く、「女の子といると落ち着く」そうです。
ただ一つ気になったのが、男女のコミュニケーション能力の違い。
もちろん個人差がありますから性別で分けて語れないことの方が多いわけですが、あくまで私が経験した傾向としてのお話です。
わが家に女友達が遊びに来ることもあるのですが、女の子は相手を気遣ったり、本音と建前を使い分けるなど、大人とさほど変わらない会話をすることができます。
一方の長男は、小さい頃から言葉は出ていた方なのですが、「コミュニケーション能力」という面で見ると到底女子には及びません…。
頭の中は自分のことでいっぱいですし、自分の話や、自分の都合ばかりを優先しがちです。
女友達とのやり取りを聞いていて、「会話が噛み合っていないな」と思うこともあれば、「対等な友達関係というよりは、下に見られているかも…」という印象を受けることも。
コミュニケーションや対人関係能力の差を心配していました。
担任の先生は、「低学年の間は、女の子はグループ行動をしますが、男の子はまだその日によって遊ぶ子が変わるものですよ」と仰っていました。
長男の低学年時代を支えてくれた、女子友だちの話
5,288 View大人しくて繊細な長男の友達は、幼稚園でも、小学校でも、女の子ばかり。男女のコミュニケーション能力の違いに心配したこともありましたが、今は女友達のおかげで学校生活を楽しめています。
出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10248006935一人ひとり異なる、コミュニケーション能力
コミュニケーションを親子で練習!
そんな長男に、小1の冬、好きな女の子ができました。
その頃から「学校に行きたくない」と言うことも増え、話を聞いたところ「好きな子がいるけれど近くに行くと嫌がられる」とのこと。
先生にも学校の様子を聞いたところ、どうやら話しかける距離が近すぎたようです。
スクールカウンセラーさんには
「人との距離の取り方って、大人でも難しいですよね。
小学生といっても、まだ低学年のうちは人間関係の経験が少ないですから、幼児期とあまり変わらないんですよ。
『これぐらいの距離で話すといいよ』『後ろからでなく前から話しかけよう』など、距離の取り方や話し方をご家庭で練習してみてください」と言われ、さっそく練習を始めました。
2年生に入ると、1年生の頃より、長男自身もコミュニケーションの取り方を考える機会が増えたように思います。
「こういうことを言うと嫌われるよ」なんて話もしてくるので、本人なりに色々と考えているよう。
女子とのコミュニケーション能力の差も少しは縮み、関係も対等になってきたようです。
女子よ、ありがとう!
心配もしましたが、1~2年生の頃に長男が元気に学校に通えたのは、女友達のおかげだと思っています。
登校中「学校に行きたくない」と、駄々をこねたこともあった長男。
そんな長男を、女友達が手をとって「ほら行くよ~」「大丈夫だよ!」と励ましながら連れて行ってくれたこともありました。
学校や友達関係で大変なこともあるようですが、「〇〇ちゃんがいるから行く」「〇〇ちゃんと話すと元気が出る」なんて話もしています。
女子に感謝、感謝の低学年時代でした。
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