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[第2回]役割が逆転しているだけ。女性起業家とイクメン主夫の新しい子育てと働き方(2ページ目)

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様々な家族のあり方をお伝えする連載企画、「家族のなか、みせちゃいます!」今回は、6歳と3歳の二人の男の子を子育て中の夫婦を取材しました。奥さまである高沖さんは株式会社ポーラスタァでママ向けメディアをつくられている女性社長。旦那さまである増田さんと一緒に会社を経営されており、増田さんが主夫を担当。最近東京から長野へと移住した高沖家にお話しを伺いました。

隣ではにかむご主人の増田さん。

奥さまの高沖さんは続けます。



「世の中の人って、『子どもを産んでママになったらママ業ができるようになる』と思っているかもしれないけれど、そんなわけないじゃないですか。初めてで分からないし、泣いたら困るし、自分も寝たいし、ご飯も食べたいし。お母さんだけがやる必要はないと思うんですよね」



子どもが0歳のとき、ママも0歳。

ママ業を習得していくためには時間もかかりますし、分からないことばかりですよね。それがパパとなるとなおのこと、子どものお世話ができるようになるには途方もない道のりがあるように思いますが、増田さんはどのように習得されたのでしょうか。



「僕はやり方があっているかわからないけれど、自分なりにお世話を一つひとつやっていければ、できるようになっていました。最初は必死でしたけれどね。ご飯も僕がだいたい全部作ります。妻がいない時は100%主夫をしていますね。変わっていると言われますが、保育園に来ているママさんと同じですよ」



増田さんはさらに続けます。



「とはいっても、5年前なんかは僕のようなスタイルはメジャーではなくて、保育園でも先生の対応がたどたどしかったり、他に全然パパがいなくて寂しかったです。最近は毎朝お父さんがお見送り、という人も多くなりましたね。公園や小児科にもお父さんが増えましたし、それはすごく良いことだと思います」

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▲お子さまの爪切りをしているご主人増田さんの様子

パパとママの役割が逆転しているだけ

まだまだ一般的ではない、高沖家の共働き子育てスタイル。不安になったり、悩むことはないのでしょうか。



「今でも時々、お母さんとしてダメなんじゃないかと思う時はありますよ。

ずっと働いていると、疑問を感じるようになるんです。夜帰ってきて寝るだけになってしまうと、せっかく子どもがいるのに、なんだろうなと。『これだ!』という明確な答えは今もないですが、例えば仕事ばかりしているなと感じたら、16時にお迎えに行ってみたり、平日どちらかが休んで遊びに行ってみたり。いろいろ試して模索をしながら、我が家なりの”チューニング”をしています」



それでもなかなか折り合いがつかない時には二人で話し合いをして、お互いの考えをすり合わせることもしているとのこと。



「周りには珍しがられたり、『パパが積極的に育児をしていて良いよね』って言われることもありますが、ただ役割が逆転しているだけで、実はどの家庭とも一緒なんですよね。話し合いを重ねながら、これが私たちの普通だよね、ちゃんとやれているよね、と確認しあうことが大切。これからも私たちらしい家族の形を模索できればと思っています」

子どものことを考えて長野へ移住

共働きスタイルも珍しい高沖家ですが、さらに今年、東京から長野へ移住されたとのこと。その気になる理由は・・・



「東京で子育てをしていると、自分が子どもを怒るようになってしまっているな、と思って。ここで言う『怒る』っていうのは、自分は怒りたくはないけれど怒ってしまう、という意味のこと。でも長野に帰省していると、自分があまり怒らないでいられることに気がついたのです。



例えば東京に住んでいる時は、交通機関を乗り継いで保育園に通っていたのですが、騒いだ場合など怒らざるを得なくて・・・でも子どもって、騒ぐものじゃないですか。それが長野だと、その点がとても楽なんです。ゆるいというか、子どもがいて当たり前とみんなが思っているんですね」

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帰省時の気づきから、移住を決心した高沖家。移住するなら小学校に入るタイミングが最後だと思い決意したとのこと。



「マンションの更新も迫っていたので、とりあえず解約してしまって(笑)それから長野のお家ができるまでの1ヶ月は、家族で海外を旅して回ったんですよ。もちろん仕事もしていましたが、子どもとゆっくり過ごせて良かったです」

我が家の子育て論:自由に育ってほしい

「子どもが4歳の時に小学校のお受験も考えたのですが、優等生を育てる感じがして、結局受験はしませんでした。なんというか、公園が好きなら公園で遊んでいたらいいし、勉強が好きなら勉強をやってもらえばいいし。子どもがやりたいように自由に育ってくれればいいなと、私は思います。」



そう語る高沖さんに対して、ご主人の増田さんは・・・?



「僕自身が静岡で自然に囲まれて育ったこともあって、自然から教えてもらうことって、とっても多いんじゃないかなと思うんですよね。虫の捕まえ方とか、学校では教えてくれないじゃないですか。

お受験って、いかにおとなしい、良い子にさせるかみたいなのがありますよね。好きなご飯は『おにぎり』と答えてしまうと家庭の質が見えるというか(笑)。でも別におにぎりが好きでも良いよねっていうのが我が家の答えでした。」

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まなしば

1歳の娘とエンジニアの夫と3人暮らしの普通のIT会社員。時間のある時にブログ書いてたら、月間50万PVになりました。学生時代はミスコンを作ったりテニスサークルに...

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