「ダーリンは外国人」で有名な夫婦の素顔が知りたかったので、会って確かめてきた。

シリーズ累計300万部を超える大ヒットコミック「ダーリンは外国人」。
漫画家の小栗左多里さんが、夫トニー・ラズロさんとの生活をコミカルに描いた大人気作品の最新刊が発売されました。

ベルリンに移住してからの生活を描いた最新刊のタイトルは、「ダーリンは外国人 まるっとベルリン3年め」！
最新刊の発売を記念して、さおりさんとトニーさんが来日されているという情報を聞きつけ、Conobie編集部がさっそくお会いしてきました。

マル秘企画を用意して臨んだ取材では、漫画の中からそのまま出てこられたかのようなおふたりの姿に加えて、漫画では見られないオフショットもゲット！ぜひお楽しみください！

コノビー編集部(以下コノビー）：一時帰国中、お忙しいところありがとうございます！ とても楽しみにして参りました。

さおりさん・ トニーさん（以下敬称略）：こちらこそ、どうぞよろしくお願いします。

コノビー：新刊も出されて、きっとたくさんインタビューを受けていらっしゃると思うので、ちょっと変わった企画をですね、今日は持ってきました。

それがこちらの企画です！！！！だだん！

さおり：そうきましたか。

コノビー：お二人の普段の様子は、ぜひ本で読んでいただくとして。今日はこの場で起こることに身をゆだねてみようかなと。

さおり：大丈夫かな（笑）。

トニー：…はい。やってみましょ！

コノビー：進めます（笑）。

ルールは簡単です。編集部がお題を出しますので、それぞれの回答をスケッチブックに書いてください。もちろん回答は相手に見えないように書いてくださいね。

ではさっそく、1問目にいってみましょう。

まずはお互いの理解度をチェックする問題です。さおりさんに、トニーさんに関する問題に答えてもらいます。

お題はこちら！

コノビー：言語オタクのトニーさんなので、お気に入りがあると思うんですよね。では、トニーさんは正解を。さおりさんはそれを当ててください。

さおり：えー、なんだろう…。

（1分経過）

コノビー：はい、そこまで！「せーのっ！」で回答を一斉にオープンしてください。せーっ…

トニー：あ、まだです。ちょっと待ってください。んー。

さおり：これが、いつもの彼のペースなんで。

コノビー：なるほど（笑）。

（1分経過）

コノビー：はい、では、そろそろ答え合わせいってみましょう。せーの！

さおり：「ポルトガル語のなにかちょうだい」
トニー：「Finom!」

コノビー：なるほど…。（正解なのか不正解なのか分からないぞ）

トニー：あ、はずしちゃいましたね。残念。

コノビー：はずれなんですか。

トニー：僕の答えはハンガリー語の「おいしい」ですね。「フィノム」。

さおり：あー！でも私、トニーは「おいしい」って書くかなって思ったんだよね！！

トニー：いまさらダメです。ちなみに、さおりが書いた「ポルトガル語のなにかちょうだい」は僕もなんて言うのか分からないよ。

コノビー：（笑）。

さおり：違ったかー。

コノビー：残念ながら、夫婦の理解度チェック問題、第1問目は不正解でした！ちなみに、さおりさんも普段は一緒に語学の勉強を？

さおり：いや…。彼は今エスペラント語が好きで、それを一緒にやらないかと30回くらい誘われてます。でも私はその誘いを50回くらい断ってますね（笑）。最近は誘う対象が息子に移ったので、私はのびのびしてます。息子は楽しいみたいで、これで４か国語目の挑戦ですね。

コノビー：よんかこくご…

トニー：まあ、だからさおりはちょっと仲間はずれなんだよね。（にやり）

さおり：最近、彼と息子の秘密の会話はエスペラント語なんです。

コノビー：レベル高すぎる秘密話ですね。

コノビー：気を取り直して次にいってみましょう。次のお題も「夫婦の理解度チェック」です。今度は、トニーさんがさおりさんの回答を当ててください。

お題は…

さおり：ありすぎて困る…

トニー：待て待て。うん、待てよ。何だろうな。

さおり：あ、あれだね。あれだよ、あれ！

コノビー：あれ、ですか。

トニー：…ああ、あれね。OK。

コノビー：今回は期待できそうですね。では、せーの！

コノビー：あ！一緒！

一同：おおおおおおお！（拍手）

さおり：いやこれは本当に大変でしたね。

コノビー：新刊にも出てくるストーリーですね。ネタバレになってしまうので言いませんが、あの話はかなり笑いました 。



【おふたりが見事に正解したこちらの問題の答えは新刊でチェック】

この調子で次のお題にいってみましょう。

次は、愛し合っているふたりならば正解してほしい！こちらのお題、

です！

お二人とも過去にタイムスリップしてますね。
ぜひ、あの時の気持ちを思い出して…。では、書き始めてください。

さらさらと書き始める始めるさおりさんと、

なぜか固まってしまったトニーさん。



コノビー：トニーさん、手が動いてないですよ？

トニー：…。

コノビー：はいっ、そこまで！ちょっとふたりとも、不安そうですね。

さおり：いや、わたしは自信あります。

コノビー：すばらしい！では見てみましょう。せーのっ

さおり：「ボクと結婚してくれませんか？」
トニー：「あのー、そろそろ結婚しない？」

コノビー：似てますがちょっと違いますね。ちなみにトニーさん、どういうシチュエーションでプロポーズしたんですか？

トニー：…ん？

さおり：え、場所は覚えてるよね？

トニー：えーっと、新橋？

さおり：全然ちゃうわっ！それ今から取材にいくところ。

トニー：…。

さおり：ヒントは「自由が丘」です。

トニー：ふむ。

さおり：ふむって…おーいっ！！自由が丘のレストランだったよね？

トニー：自由が丘のレストランでした。はい。

さおり：（あやしい…）

トニー：どうもごめんなさい。でも、絶対プロポーズの最初に「あのー」はあったはずなんだよね。ほんとだよ。

コノビー：でも、お二人とも回答に「結婚」っていうフレーズが入ってますし、正解ということでいいんじゃないでしょうか。（若干フォロー）

さおり：なんだか、無理やり感がありますね（笑）。

コノビー：さて、とうとうこれで最後になりました。お題はこちら！

さおり：おおお！！たまにはトニーに描いてもらうのもいいですね。

トニー：ふふふ。

コノビー：では、始めてください！

コノビー：あれ、トニーさん。さおりさんの顔も見ずにもくもくと描いてます。すばらしい！

トニー：さおり、これ見ても怒らないでね。

さおり：いや、時と場合によっては怒るよ。

トニー：まあ、なんというか。「シンプル is ベスト」ですよ。はい。

さおり：言い訳はいいから手を動かしましょう。

トニー：はい。

（3分経過）

コノビー：そろそろお二人ともできたみたいですね。ではさおりさんのほうから見てみましょう。

さおり：これです！！！

一同：さすが描きなれている！（拍手）

コノビー：卓球をしてますね。

さおり：時々一緒にやるんですよ。トニーのほうがちょっとうまいのがちょっと癪なんですけどね（笑）。

コノビー：さあ、そんなトニーさん。どんな似顔絵を描いてくれたんでしょうか。

トニー：あのー、絵を見せる前に予告ですけど。

さおり：なに？

トニー：線は４本しか使っていません。

さおり：え、どういうこと！？

トニー：こういうこと。

一同：！？

トニー：ちなみに、ポイントは左下ね。

「好きだよ」

さおり：ポイント稼いできたね。

コノビー：いやあ、おふたりの仲を無事に深められたようで、この企画をしてよかったです。

さおり：仲を良くしてほしいのか、ケンカのたねを作りたいのか…。ギリギリの企画でしたね（笑）。

コノビー：すみません（笑）。でもお二人のやりとりがとても楽しかったです！ 今日はありがとうございました！

思った通り、とってもチャーミングなお二人。

最後に、コノビー読者の皆さんのために、最新刊の紹介ムービーをくださいました。

動くお二人を見るのは初めてという方も多いのでは？

どうぞ、ご覧ください！

最新刊は、こちらからどうぞ！