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公開 2016年03月03日  

「命の抱擁」〜保育器の中で双子の姉妹が起こした奇跡と、気になるその後〜

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超低出生体重児で生まれ、命の危機を迎えた双子の一人。同じ保育器の中でもう一人のきょうだいが起こした奇跡に世界中が感動!


目次 命の危機に瀕した赤ちゃん…その時双子のきょうだいがとった行動とは

命の危機に瀕した赤ちゃん…その時双子のきょうだいがとった行動とは

今から約20年前、マサチューセッツ州でブリールとカイリーという双子の姉妹が生まれました。生まれた直後の体重はどちらも約900g。あまりにも早すぎる出産です。医師たちは父親に対し、「今は健康な状態ですが、数日後にはどうなってしまうかわからない」と伝えます。

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そして生後3週間が経ったとき、恐れていたことが起こります。双子のうちの一人、ブリールが呼吸困難に陥り、危篤状態になったのです。みるみるうちに顔は青ざめ、容体は悪化していきました。

「せめて最後は一緒に過ごさせてあげよう」
一人の看護師のそんな計らいで、健康なカイリーが衰弱したブリールの保育器へと運ばれます。

その時でした

「まだ死んじゃだめだよ」

そんな思いが彼女をそうさせたのでしょうか。まだ自由に動かない体を何とか動かして、カイリーがブリールに腕を回し、彼女を抱き寄せます。

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引用:The hug that helped change medicine

するとどうでしょう。それに答えるかのように、ブリールの呼吸は安定し、見事に危篤状態から抜け出したのです!

この奇跡は写真とともに様々なメディアで取り上げられ、大きな話題となりました。

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引用:The hug that helped change medicine

その後健やかに成長し、今ではすっかり大きくなった二人。

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引用:The hug that helped change medicine

「もしどちらかが悲しいときには、もう一人が抱きしめてあげるの」

そう語る二人の間には、生まれたときから続く固い絆が確かに存在しています。



とても小さな手によって救われた尊い命。二人の絆のように、目に見えない強い気持ちこそが、大きな奇跡を起こすのかもしれませんね。

The hug that helped change medicine

※ご本人の許可を得て、掲載しております。

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