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4時間連続授乳という事件も…母乳育児生活の、あのプレッシャーは本当に必要だったの?

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人によっては出産より辛いとも感じる母乳育児。そのストレスとプレッシャー本当に必要でしょうか?もっと幸せに授乳生活を送ることはできたのでは?悪戦苦闘したリアル体験をお伝えします。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11044012393

産後休むまもなく突きつけられる授乳問題

陣痛や出産もそれは大変で消耗しましたが、その後の母乳育児がそこまで辛いものだとは想像していませんでした。

いえ、苦労する人も多いとは読んだり聞いたりしていたけど、事前に指導される乳頭マッサージもやっていたし、母乳もすでに出て開通していたので助産師さんの指導でも問題ないと言われ、自分もそう思っていたのです。

でも、実際に母乳育児が始まってみると、意外とおっぱいが出ない…。赤ちゃんがおっぱいをくわえてくれない…。

そして、それがこんなに周囲に責められたり色々言われたりするものなのかとずいぶん驚いて惨めに感じたものです。

誰を信じていいの?助産師さん達に翻弄される産後

私は、母乳育児推奨の病院で出産したので、出産後に自分のベッドに戻って4時間後から授乳開始。助産師さんが入れ替わり立ち替わりベッドまで訪れて、あるいは授乳室で指導してくれるのですが、全員言うことが違いました。

皆さん、親身になってくれる良い方が多かったですが、産後の疲れもあり、それぞれの相性もあり、どれを信じていいのか、自分の信念を貫いたり、自分の感覚を信じたりする余裕もなかったのです。

どう試してみても、うまく乳首をくわえられず、吸えずにすぐ寝てしまう我が子。

「乳首が大きいからしょうがないわね」と、自分の最大にして秘めたるコンプレックスを突然何人にも連続で指摘され、その日まではできるだけ人目に触れないよう隠す場所だった場所を遠慮なく触られ、見られ、怒られ、しかもそのせいで我が子の体重がどんどん減っていくという極限状態に陥り、精神的にかなり追い詰められました。

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2時間置きの強制授乳で寝不足ふらふら

生後3日目に胸が張って瞬く間にガチガチになり、痛くてたまらず眠れなくなりました。そのため、強烈な痛みを伴うマッサージをされて、指跡が痣で残るくらいの状態に。おっぱいは出るようになったはずのに、赤ちゃんはあまり飲めてないのです。飲む前と飲んだ後を体重計に乗せて測るのでそれは一目瞭然。

しかし、一度出だした母乳は常に滴り落ち、お互い不器用なので、パジャマもすぐにしみだらけ。口に入る量よりこぼれている量の方が多いのでは思うくらいで、髪を振り乱しながら全身汚れてしまい、惨めな気持ちに拍車がかかります。

飲めている量が少ないので、左右5分ずつ与えれば終わるわけでもなく、2〜3時間おきに少なくとも30分から1時間も授乳して、1~2時間休むというサイクルでフラフラ。肉体的にも追い詰められていました。

「4時間連続授乳事件」

そんなフラフラな時に事件は起こりました。

その時は、既に授乳室で2時間近く母乳を与えていました。シャワーの予約時間になっても娘が離れず疲れ切っていたので、助産師さんに「一度預かってもらえませんか?」と頼んだところ「シャワーの時間はずらせばいい。もう少し頑張りなさい」と諭され、また鬼のように痛いマッサージをされ、そこからさらに2時間強制授乳。痛さと情けなさでボロボロ涙が出ました。

同じ授乳室で格闘していた他のママ達からも同情の視線があり、驚いていた人もちらほら。

最終的に「もう4時間も連続で授乳しているのです。休ませてもらえませんか?」と言ったら「あら、勘違いしてたわ。じゃあミルク足してあげる」と涼しい顔で言われました。その助産師さんとは相性が合わなかったのか、夜通し授乳して1時間しか寝ていないのに「まだ寝てるの?」と起こされたり、哺乳瓶で搾乳したばかりの母乳を勝手に与えられたりと退院するまで何かとトラブルがありました。

義母からも責められ…

見舞いに来た義母からも、授乳中に突然胸を触られ、「乳首はそんなに大きいのに胸は大きくないのね」「そんな大きい乳首初めてみたわ」と言われました。孫を心配するあまりだとわかっていても、結構なショックでした。

救われたのは「形も大きさも理想的な乳首で母乳の出方も問題なくても、うまく飲めない赤ちゃんもいるの。この子はガッツがあるから大丈夫」と根気よく励ましてくれた助産師さんの言葉と、全く痛くないゴットハンドマッサージ。

退院後は自分のペースで授乳できるようになって、少しは楽にはなりました。しかし、1回30分、多い時は1日10回という頻回授乳が癖になってしまい、そのペースの授乳が1歳を過ぎても続きました。1歳6ヶ月で限りなく卒乳に近い断乳をするまで、残念ながら「おっぱいをあげている時が一番幸せだったわ」という気持ちにはなれませんでした。

つらかったことで生まれた絆

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この記事を書いた人

志田実恵

エディター/ライター。2000年から様々な媒体で企画・編集に携わり、スペイン留学を経て2008〜2012年メキシコで月間旅行情報誌の編集長。帰国後はガイド本など...

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