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  4. お見事でした…!娘の顔にできた赤いあざを、コンプレックスから誇りに変えた「あるママの一言」

お見事でした…!娘の顔にできた赤いあざを、コンプレックスから誇りに変えた「あるママの一言」

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大きな赤いあざを持った赤ちゃんを見たことありませんか?「イチゴ状血管腫」と呼ばれるこのあざは、生後6~12ヶ月をピークに、赤みが増して膨れあがります。2人目・3人目のお子さんの場合、お兄ちゃんやお姉ちゃんの友だちが「これなぁに?」と尋ねてくることもあります。子どもに「イチゴ状血管腫」について尋ねられたとき皆さんどうお答えしますか?

赤ちゃんの赤いあざ「イチゴ状血管腫」とは?

赤ちゃんの体に見られる「あざ」には、色々な種類があります。

中でも、「イチゴ状血管腫」は、比較的多くの赤ちゃんにみられる赤いあざです。
名前がとてもかわいいこのあざは、体の一部がイチゴのように赤く膨れあがることから、このように呼ばれています。

イチゴ状血管腫ができる原因としては、おなかの中にいるときの血管に関係する細胞が残ったこと、生まれてから細胞を抑制する因子が少なかったこと、そのために毛細血管が増殖した…などと考えられていますが、詳しい原因は未だ解明されていません。

このイチゴ状血管腫、赤ちゃんの8~10%にみられるもので割合としては多く、決して珍しいものではありません。ただ、お洋服で隠れるおなかや背中にあるのであれば目立ちませんが、外からでもよく見えるお顔や手に出ることが多いのが特徴です。

そして、生まれた時にはほとんど目立たないものでも、次第に赤みを増して膨れてくることが多く、ピークの生後6~12ヶ月頃には「まさにイチゴ」のように赤くなります。このピークを過ぎてしまえば、いずれは消えることがほとんどです。

ただ、いつごろきれいに消えるかは赤ちゃんによって個人差が大きいため、集団生活が始まる前までにレーザー治療できれいに取ることが多いようです。

多くのパパママが心配することは…

私は助産師という仕事柄、今まで「イチゴ状血管腫」のある沢山のお子さんに出会いました。中には、片腕すべてが真っ赤だった子、お顔の半分が真っ赤だった子もいます。

イチゴ状血管腫のあるお子さんのパパママが一番心配することは、「お友だちにいじめられないだろうか」「からかわれないだろうか」「笑われないだろうか」ということ。

子ども自身の大切な体の一部なのだから、「我が子にはコンプレックスを感じることなく、自分の個性として受け入れてほしい」「でも、お友達に何か言われたら傷つくのではないか」と心配でたまらない親御さんからのご相談を、私は数多く受けてきました。

「イチゴ状血管腫」のあるCちゃん

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この写真の愛らしい女の子は、生後8ヶ月のCちゃんです。Cちゃんには、お顔にイチゴ状血管腫があります。

このCちゃんには、幼稚園に通うお兄ちゃんがいます。ママは「お兄ちゃんの幼稚園のお友だちに、イチゴ状血管腫のことをなんと伝えたらよいのだろうか」と悩んでいたといいます。

「Cちゃんのお顔、どうして赤いの?」と尋ねられた時、どう答えたらよいのだろうか…。このママから相談を受けた私は、こう答えました。
「コンプレックスではなく、スペシャルな誇りに感じてもらいたいね…」と。

しかし人に(しかも子どもに)どう伝えたらよいのか?
ママと私が一緒に考えても、一向に名案が浮かびませんでした。

「コンプレックスを誇りに変えた」ママの素晴らしすぎる答えとは

その後もCちゃんママは、毎日毎日一生懸命に答えを考えていました。
そして、お兄ちゃんの幼稚園のお友達に、素晴らしすぎる返答を伝えていたのです。

「あのね。Cちゃんは特にかわいいから、お顔にイチゴの妖精がとまっているんだよ。」

この話を聞いた幼稚園児たちは口々に、「いいな~」「私にもイチゴの妖精がきてほしいな~」「うらやましいな~」と話し、ごく自然にCちゃんの「イチゴ状血管腫」が受け入れられていったのだとか。

Cちゃんママ!素晴らしすぎる!!

もしも、このママがCちゃんを心配し続けて「かわいそうに」などと言っていたなら、Cちゃんはイチゴ状血管腫をコンプレックスに感じるようになったかもしれません。

しかしこのママは、Cちゃんのイチゴ状血管腫を「コンプレックスではなく、スペシャルな誇り」に、見事に変えたのです。

きっとこのママは、Cちゃんが成長してイチゴ状血管腫が消えたあとも、「Cちゃんはね、特別にかわいい赤ちゃんだったから、イチゴの妖精がとまっていたんだよ」と説明するのだろうと思います。

そしてそれを聞いたCちゃんも「私は特別かわいい赤ちゃんだったんだ」と、きっと誇りに感じてくれるだろうと思うと、私はなんだかあたたかい気持ちになります。

どんなことも「スペシャルな誇り」に変えていきたい

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この記事を書いた人

momotaro

埼玉県内の助産院院長。

助産師・看護師として、幸せな母乳育児をアドバイス。
母乳育児支援では「ママにとってのラクチン授乳」と「赤ちゃんの気持ち通訳」を...

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