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子どものプライバシー、どう守る?情報リテラシーをもう1度考えてみよう

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SNSが急速に発達し、写真の投稿や共有が簡単にできるようになった昨今。ご自分はもちろん、お子さんの写真やエピソードなど、プライバシーも気軽な気持ちで公開できてしまう時代です。では、子どもの写真やエピソードはどこまで公開すべきなのでしょうか?子どものプライバシーを守るために、今1度、情報リテラシーを考えましょう。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28174006591

我が子の写真をインターネットに公開したことがありますか?

昨今はSNSが普及し、いろいろな種類のものができてきました。SNSで代表的なものは、facebook、Instagram、Twitter、LINE、mixiなどでしょうか。ブログなら、もっとたくさん種類がありますね。

写真も、スマホや携帯で簡単に撮影できるようになり、インターネットでの投稿が容易なものとなりました。お子さんがいらっしゃる方なら、それらを利用して我が子の写真をインターネット上に公開したことが、1度はあるのではないでしょうか?

このように、子どもの成長を記録するのにうってつけのSNS。友達も見てくれていて、写真にコメントやいいね!をもらえると嬉しくなりますね。またインターネット上で、共通の趣味や話題で人と繋がることができ、人間関係の幅が広がる可能性もあります。実際にインターネットやSNSを通じて友達や恋人ができ、結婚に至ることもあるので、これらすべてを否定することはできません。

しかし、個人情報を不特定多数に公開する、ということは少なからず危険もはらんでいます。

我が子の成長記録は個人情報の宝庫…!

我が子の成長記録として、写真にコメントを添えてインターネット上に投稿する方が多いですが、実はそれ!個人情報の宝庫になってしまっています!

まず我が子誕生の報告投稿で、子どもの誕生日はもちろんのこと、性別や名前、出生体重や身長まで公開されてしまう。撮影場所を知らせるチェックイン機能により、生まれた産院の名前も分かってしまう。また、日々の投稿の中で近所の公園や子育て支援センター、よく行くお店などを記載すると、自分たちのおおまかな住所まで、他人に分かってしまいます。

こうなると、家族構成、生活リズムから日々の生活パターンまで、不特定多数の人に把握されかねません。投稿の中から個人情報が割り出されることは、「危険と隣り合わせ」であるということ。これは言うまでもありません。

実際、中国などの諸外国で深刻な問題になっている、乳幼児をはじめとする子どもの誘拐。この日本ではまさか…と思われがちですが、安全といわれる日本であっても、個人情報を晒せば犯罪に巻き込まれる可能性は十分にあるのです。

【誘拐年間5000件】中国の子供が闇のマーケットで取引されるワケ

我が子の微笑ましいエピソード投稿も、子ども自身にとっては迷惑かも?

親から見て、我が子の失敗談や変顔の写真、成長過程でのエピソードは、とても微笑ましくほっこりするもの。

その瞬間を写真や動画で切り取り、コメントを添えてSNSに投稿したとします。友達からも「かわいいね。」「癒される♪」などの好意的なコメントがつきます。時には、トイレトレーニングが失敗続きで落ち込む記事を投稿すると、友達が励ましてくれたり、アドバイスをくれたりします。これらを投稿している親にとっては、息抜きになるし育児の励みにもなりますよね。

しかし、子ども自身の立場になって考えてみるとどうでしょうか?

家族や知っている人の前だからこそおどけてみせた、変顔や踊る姿。それを、見ず知らずの人も見ることができる場所で公開され、投稿についたコメントは好意的であろうとも。もしかしたら笑い者にされているかもしれないこと。また、親にとっては真剣な悩み相談だったかもしれないけれど、自分がトイレがうまくできず、お漏らしをしてしまっていることを世間に公開されていること。

これらの対象が、もしも子どもではなくて大人だったら、本人の了解なしにはSNSに投稿しませんよね?いくら我が子だからって、このように情報を公開することは、プライバシーの侵害にあたるのではないでしょうか?子どもが小さいうちはわからないからいいのかもしれません。しかし子どもが大きくなって、自分の過去の失敗や見られたくない姿をインターネット上に晒されていたと知った時、子ども自身はどんな気持ちになるでしょうか?

私たち親の世代が子どもの頃は、知り合いが幼い自分の失敗談を知っていることはあっても、見ず知らずの人が知ることはあり得ませんでした。しかし今や、インターネット上に公開してしまうと誰でも簡単にアクセスし、画像も個人で自由に保存でき、完全な消去が不可能な時代です。我が子が大きくなった時に、今までの情報を全部消してほしいと言われても、すでに全世界に発信されてしまった写真や個人情報の回収はもうできないのです。

情報は子どもの立場になって、選んで発信すべき

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この記事を書いた人

tomoco

国際ホリスティックセラピーIHTA認定チャイルドボディセラピスト。
ベビーマッサージ普及活動をしています。
一児の母として家事と育児に奮闘中。
ママと子...

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