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公開 2024年04月13日  

子どものメガネデビュー最多は「小学1年生」子どもたちに心境変化はある?

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スマホや携帯型ゲーム機をあたりまえのように使用するようになった現在、子どもたちの視力低下は多くの親が抱える子どもの健康面に対する心配のひとつです。
そこで今回は、メガネを掛けている小学生の保護者750名を対象におこなった「子どものメガネデビューに関する実態調査」を紹介。
子どものメガネデビューする際に親の不安や、子どもの心境変化などを見ていきます。


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スマホや携帯型ゲーム機をあたりまえのように使用するようになった現在、子どもたちの視力低下は多くの親が抱える子どもの健康面に対する心配のひとつです。

文部科学省の「令和4年度学校保健統計(確定値)」によると、裸眼の視力1.0未満の子どもは、幼稚園で約25%、小学生で約38%、中学生で約61%、高校生にいたっては約72%にのぼるという結果が出ています。

そこで今回は、メガネショップ「アイメガネ」を展開するアイジャパン株式会社がメガネを掛けている小学生の保護者750名を対象におこなった、「子どものメガネデビューに関する実態調査」を紹介。

子どもがメガネデビューする際に親が抱える不安やメガネデビューによる子どもの心境変化の実態、さらに1級眼鏡作製技能士・(公社)日本眼鏡技術者協会 東京ブロックリーダーの岡部 信孝氏が提案する対策などを見ていきましょう。


■調査概要

【調査期間】2024年3月8日~2024年3月12日
【調査方法】インターネットリサーチ
【調査人数】750名
【調査対象】全国のメガネを掛けている小学生の保護者
※アイメガネ調べ

子どものメガネデビューに関する実態調査結果

子どもがメガネデビューをした時期は?(n=750・単一回答方式)


調査の結果、子どものメガネデビュー最多は「小学1年生(19.7%)」。次いで「小学3年生(17.3%)」、「小学2年生(17.1%)」と続きました。

小学生以前にメガネデビューをしている子どもたちもあわせると、小学生の約7割が小学3年生までにメガネデビューしていることが分かります。

子どもの視力の異変に気付いたきっかけは?(n=750・単一回答方式)


「視力検査(44.1%)」によって子どもの視力の異変に気付いたという結果が最多、「黒板の文字が見えづらいと言うようになった(24.3%)」、「目を細めるときが増えた(23.7%)」と続いています。

ほかにも「テレビを見えづらそうにするようになった」や「姿勢が悪くなった」など、日常の子どもの様子から気付く親もいるようでした。

子どものメガネデビューに不安はあったか?(n=750・単一回答方式)

子どものメガネデビューに「不安があった」と回答したのは39.1%、「どちらかというと不安があった(37.5%)」も含めると、全体の約77%の親が不安に思ったという結果となりました。

メガネデビューでどのような不安があった?(n=750・単一回答方式)


「子どものメガネデビューに不安があった」と回答した574名を対象に、「どのような不安があったのか?」と質問した結果、最多は「視力の低下(45.1%)」となりました。

次に「日常生活の支障(35.5%)」となり、ほかにも「外見上の見栄えが悪くなる(29.1%)」や「子どもの友達の反応(22.6%)」といった見た目を気にする親が多いこともわかりました。

メガネをかけることで子どもに心境の変化はあったか?(n=750・単一回答方式)

メガネデビューによって子どもの「心境変化はなかった」と回答したのは44.7%。「ポジティブになった(9.9%)」、「どちらかというとポジティブになった(29.7%)」のポジティブな心境変化はあわせて約40%となりました。

1級眼鏡作製技能士・(公社)日本眼鏡技術者協会 東京ブロックリーダー/岡部 信孝氏による 「子どものメガネデビューに関する実態調査」解説

令和3年度の「学校保健統計調査」によれば、5歳児(年長さん)で、裸眼の状態で視力1.0以上の子どもが約75%いるのに対し、8歳(小学校3年生)では約65%、11歳(6年生)になると約49%と2人に1人の割合で下回っていることがわかりました。小学校入学前後から増えはじめる近視(単純近視)には、遺伝と環境要因の両方が関わっているといわれていますが、小学校に入学してから近視になる、いわゆる一般的な近視は、単純近視と呼ばれるもので、環境が大きく影響しているといわれています。しかし、今の子どもたちは、タブレットやパソコンを使用したIT学習の導入でデジタルの画面を見ている時間が大きく増えているのが現状です。子どもたちの目にとってはますます苛酷な環境で、近視になる生活習慣を避けることが難しいともいえます。

視力が低下していると黒板が見えにくく、授業に集中できないといった弊害が起こりやすくなります。また、運動においてもみえづらいことで上達の妨げになる場合もあります。お子さまの視力低下に気づいたら早めに眼科受診して、本当にメガネが必要かどうかの判断をしてもらうことをおすすめします。

メガネデビューは成長過程のひとつという考えも

今回の「子どものメガネデビューに関する実態調査」結果により、視力の異変を知るきっかけから、親の不安、メガネデビュー後の子どもの実際の心境変化まで知ることができました。

わたしの大学生の娘は、現在コンタクトレンズを使用しています。メガネデビューをしたのは小学3年生、コンタクトレンズへ移行したのは中学2年生のころでした。

たしかに子どものメガネデビューは心配なもので、とくに今回の調査結果で最多であった「視力低下」が気がかりでした。実際にメガネを着用後、視力は年々低下していきましたが、これはもう現代社会において避けては通れないもの。そう割り切ってかわいいメガネ探しを娘と楽しみました。

メガネデビューもコンタクトレンズへの移行も、子どもの成長過程のひとつだと思えば、親の不安も多少は軽減できます。定期的な眼科受診だけは忘れずに、ぜひポジティブにメガネデビューを子どもたちと一緒に楽しんでください。




参考:
アイジャパン株式会社「子どものメガネデビューに関する実態調査」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000034.000033446.html

その他
https://www.mext.go.jp/content/20231115-mxt_chousa01-000031879_1a.pdf


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コノビー子育てニュース #170
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