【雑学クイズ】「病院」と「クリニック」の違い、あなたは説明できますか？

街で見かける「〇〇病院」や「〇〇クリニック」の看板。

普段の生活では特に気にしてはいないものの、

「ではその違いは？」と尋ねられると、案外答えられないものです。

なんとなく症状の違いなのかな？

といったイメージもありますが、実際は何がどう違うのでしょうか。

最大の違いは「入院できる人の数」！


医療法により「病院」の定義は「20床以上の入院施設を持つ医療機関」と定められています。

つまり、病院は入院できる人の数が20人以上の比較的規模の大きい医療機関です。

医療法では、入院できない、もしくは19床以下の医療機関を「診療所」としており、これがクリニックに当たります。


このように「病院」と「クリニック」では明確な違いがありますが、

クリニックという名称自体は「診療所」や「医院」等と同じく、名称の定義は

特に定められておらず、自由につけることができます。

しかし、クリニックであることがすぐにわからないと患者さんが困惑してしまうため、

大阪市など一部自治体では、「医療機関であることが容易に認識できる名称」

などのルールも存在するようです。

以上、雑学クイズでした。
お読みくださり、ありがとうございました！

（編集：コノビー編集部）

▼参考
意外と知らなかった「病院」と「クリニック」の違い | 人間ドックのマーソ
https://www.mrso.jp/dock/hospandclinic.html

医療法(◆昭和23年07月30日法律第205号)　厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=80090000&dataType=0&pageNo=1

病院の機能と組織：みんなの医療ガイド | 公益社団法人全日本病院協会
https://www.ajha.or.jp/guide/6.html

大阪市：診療所の定義
https://www.city.osaka.lg.jp/kenko/page/0000058853.html