正解は溶岩
月の模様は玄武岩とよばれる岩石でできており、黒色をしているため暗く見えます。
満月の時にこの薄暗い部分をつなげて見えた模様を、大昔からウサギなど様々なものに見立ててきました。
この部分は、月が誕生したころは非常に大きなクレーターでした。
しかし、月の内部から噴き出した玄武岩の溶岩が満たしたことで、現在も見られる平らでクレーターが少ない地形ができたそうです。
この部分は「海」とも呼ばれており、「晴れの海」や「雨の海」といった名前もつけられています。
また、他の白っぽく見える部分は白い斜長岩と呼ばれる岩石でできており、たくさんのクレーターや山脈があるため「月の高地」と呼ばれています。
ちなみに「ウサギの餅つき」などに例えられる月の模様は、満ち欠けしても変わりません。
それは、月の自転と公転の周期が等しく、常に同じ面を地球に向けているからです。
地球からは見えない月の裏側は斜長岩でできた高地ばかりで、「海」と呼ばれる部分はほとんど無く、表の印象とはずいぶん異なるそうです。
公開 2023年10月08日
【雑学クイズ】日本では「ウサギ」に例えられる月の影。その正体、知ってる?(2ページ目)
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※ この記事は2024年04月08日に再公開された記事です。
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