子どもを車内に残して離れた経験がある=54%。外気温25度以下でも車内温度45度超えることも。のタイトル画像
公開 2023年06月20日  

子どもを車内に残して離れた経験がある=54%。外気温25度以下でも車内温度45度超えることも。

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自家用車でのおでかけもしやすい季節。子どもたちの車内の安全には気をつけたいですね。


車のおでかけが増える季節

初夏になり、プールやレジャー施設などに家族でおでかけする機会も増えてくる時期です。

特に小さなお子さんがいらっしゃるご家庭や、着替えが必要な場所に遊びにいく際には、電車より自家用車の利便性が高い場合もあります。

楽しい家族のおでかけは安全にすごしたいものですよね。

JAF(一般社団法人日本自動車連盟)が2022年12月13日~2023年1月12日まで実施していた「子どもの車内事故に関するアンケート調査(有効回答数:692)」には、本格的な夏の前に読んでおきたい調査結果がありました。

短時間なら…過半数が子どもを車内に残した経験あり

本調査では、同居に関わらず家族に12歳以下の子どものいる方を対象に
「少しの時間であっても子どもを車内に残したまま車を離れたことがありますか?」と質問。

54.9%の方が「ある」と回答しています。

「ある」と回答した人の理由は多い順に以下です。

1、用事(買い物や兄弟の送迎など)を終えてすぐに(5分以内)車に戻ることができるため…54.8%
2、子どもが寝てしまい、起きないため…19.3%
3、子どもの希望…降りるのを嫌がるため12.6%

過半数の保護者が短時間ならば大丈夫だろうと判断しているようです。
回答数は少ないですが、中には「子どもが乗っているのを忘れてしまった」の声もあり、近年の悲しい事故が思い出されます。

車内の温度は外気温よりも高くなることも

JAFのYouTubeでは、車内温度がいかに上昇するかの実験結果を公開しています。

外気温が23.3℃〜24.4℃であっても、たった1時間でSUVの車内温度は最高46.5℃になりました。

短時間だからと油断せず、お子さんを車内に残した状況には気をつけたいですね。



(コノビー編集部)

参考:
JAF
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000797.000003128.html

JAFユーザーテスト:5月ならまだ大丈夫?車内での熱中症の危険
https://youtu.be/uJHFlzWEkFc

※ この記事は2024年04月20日に再公開された記事です。

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