数センチでも絶対にイヤ！髪の毛を切りたくない娘と切ってほしい母、攻防戦の結末は（2ページ目）

わたしの説得だけではどうしようもできないと感じ、次は美容院に相談に行くことを提案してみました。

プロの美容師さんに話して、髪を切った方が良いのか一度見てもらおうと。

「絶対に切らないから」

と言いながらも、美容院に相談に行くことは了承してもらえたので、普段わたしが通っている美容院へ行くことにしました。

長女は内弁慶な性格で、家族の前ではハッキリと自分の意見を言いますが、外では周りの意見にも耳を傾けるタイプの子です。

プロの美容師さんからの提案なら、すんなり聞き入れるのではないかとの計画でした。

そして当日、美容師さんに娘の髪の毛の悩みと本人が切りたがっていないこと、わたしとしては傷んでいるところだけでも切らせたいという意向を伝えました。

美容師さんは

「傷んでるところを切ってあげたほうが、もっと綺麗に髪が伸びるよ」

というプロ目線のアドバイスを娘にしてくれました。

すると、母の予想は的中。

長女は美容師さんからの提案をすんなりと受け入れ、髪の毛が傷んでいる部分をカットすることにしたのです。


人生はじめてのシャンプー台でのシャンプーを経験し、カット後には髪を巻いて可愛くセットまでしてもらいました。

ヘアセットをして美容師さん達にも可愛いと言ってもらえたことがよっぽど嬉しかったようで、帰るころにはご満悦。

美容師さんのおかげで、親子ともども大満足のヘアカットとなりました！


あんなに髪を切りに行くのを嫌がっていた長女ですが、その後は「また美容院に行きたい」と度々言うように。

髪の毛をカットすることができたのはよかったものの、それはそれで大変だなぁ……と思う母なのでした。