「あっし」は私のことじゃないよ。家庭のユニークな隠語集（2ページ目）

まずは、こちらの隠語から。

「あっし」「あし」：バス
「じーし」「じーち」「じゅーちゅ」：ジュース、お茶、水など全ての飲み物

バスの「あし」は、移動手段を表す「足」から来ているのでしょうか。

パパとママが話しているのを聞いて覚えたのかもしれませんね。

成長して、「じゅーちゅ」と言わなくなるのが寂しい…。

ほかには、こんな言葉も！

「うちの娘は、ありあまる愛情表現？？なんでしょうが、『ハッチュー！！』と言いながら抱きしめたりしています」

「好き」の気持ちが溢れて「ハッチュー！！」という言葉ができあがったのでしょうね。

娘さんは飼い猫に対してもハグを求めるそうですが、猫は迷惑そうにしているとか。

パパママが「どうしてそんな言い方をするようになったの？」と首をかしげてしまう隠語もあります。

たとえば、クレーンゲームを「えてんちゃんちゃん」と呼ぶケースはそのひとつ。

回答者の娘さんは、クレーンがお菓子をつかんで回るさまを「えてんちゃんちゃん、えてんちゃんちゃん」と歌うようになったことがきっかけだとか。

また、お子さんが「赤→祖父」、「黄色→祖母」、「青→父親」、「白→母親」と家族を色で表すと書いた人もいました。

家族が着ていた洋服の色が元となっているのですかね。

「赤はおじいちゃん」のように、色と人物の対照表がないと、誰のことかわからなくなりそうです。

これは厳密に言えば隠語ではないのですが、面白かったのでご紹介させてください。

保育園の連絡帳に「○○くんはすきやきを食べに行ったと嬉しそうに話してくれました」と書かれていて、回答者は「すきやきなんて食べた記憶がない」とびっくりします。

しかし、この親御さんは、「スパゲッティと言いたかったんだ」とピンときました。

「一生懸命スキバッキー！、スキバキー！と言ってたと思われます」

保育士さんが「スキバキー」を「すきやき」と聞き間違えるのも無理がありませんね！

どの回答もユニークで、読んでいて楽しかったです！

ちなみに筆者は、長男がまだ2歳くらいのころ、妻との会話で「ウインナーを棒状加工肉」「ベーコンを薄切り加工肉」と表現していました。

うっかり「ウインナー」と言うと、長男が食べたがって騒ぎ始めるからです。

（編集：コノビー編集部　そのべ）