正解は「✕」。
「何も塗らずに冷やす」が大原則じゃ。
火傷をしたら、すぐに流水で、10〜20分間冷やす。
服を着ている時は、服の上からでOKじゃ。
患部が冷えてから、服を脱がせるぞ。
(服が皮膚にくっついてしまっている場合は、決して無理に脱がせずに病院で処置してもらおう。無理に脱がせると、表皮が服にくっついてはがれてしまうことがあるぞ)
もしかしたら家庭にある薬を塗りたくなるかもしないが、何も塗ってはいけないぞ。
火傷の状態によって治療が違ってくることもあるので、病院での手当の前に自己判断で薬を塗るのは避けたほうが良いのじゃ。
受診の目安は「2度(水疱ができる)以上の火傷」じゃが、「1度(皮膚が赤くなる)の火傷」の場合でも「その子の手のひらよりも大きかったり、500円玉より広い範囲」であれば、すぐに冷やして、病院で手当を受けるのじゃ。
顔の火傷や、関節部分(曲がるところ)の火傷も治りにくいので、受診するのじゃよ。
監修 中澤恵子(保健師、看護師)
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