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公開 2015年07月19日  

逆子対策・冷え対策・つわり対策に!妊娠中にオススメの3つのお灸

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「妊娠中に初めてお灸をしてみた」とおっしゃる方も多いです。妊娠中におすすめな代表的なお灸の位置を紹介します。逆子対策に、冷え対策に、つわり対策に、お灸を取り入れてみませんか?

出典:https://instagram.com/p/3pj5bZjDSd/

冷えには「三陰交」のツボ

三陰交は、もっとも有名なツボのひとつで、婦人科系には欠かせません。女性には、必ず覚えておいていただきたいツボです。三陰交は、足首の内くるぶしから指4本上にあります。足の内側のラインの真ん中よりちょっと後ろ寄り、足の骨の後側にあたります。



ツボの場所はわかりにくいかもしれませんが、じんわり押して指が入りやすいところ、気持ちの良いところです。妊娠中には、グリグリと揉まずに、優しく温めると良いですね。お灸でじんわり温めるのも効果的ですし、足湯の時には、この三陰交が温まるくらいまで(ふくらはぎの真ん中くらいまで)お湯を張ると、より効果的です。



また、このツボは、出産の時にはお産を進める効果もあります。三陰交が隠れるくらいまでの靴下をはくこと(レッグウォーマーでも可)、お産に付き添ってくれる方にマッサージしてもらうことも、効果的です。妊娠・出産以外では、生理痛の緩和にもなりますので、覚えておいてくださいね。

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逆子対策に「至陰」のツボ

逆子対策として、メジャーなものが、「至陰」です。妊娠28週くらいには赤ちゃんの頭が下になっているのが順調な経過です。もし、その頃にも、赤ちゃんの頭が上だったり、横を向いていたりする場合には、早目の対策が必要でしょう。



逆子の原因としては色々ですが、ママとしてできる対策は、冷やさないこと、食事のバランスに気をつけること、過度にストレスを溜めないこと、です。冷やさないという対策のひとつとして、至陰と三陰交を同時にお灸をしてみましょう。至陰の場所としては、足の小指の爪の付け根、外側の部分です。このツボは、妊娠中に揉んでも大丈夫ですので、お灸している時以外にもマッサージしてみましょう。



また、食事のバランスとしては、主食多め、副食少なめが良いのです。糖質制限などされている方もいらっしゃいますが、人のエネルギー源としては糖質です。赤ちゃんはどんどん身体を作り、脳を発達させていますので、糖質も必要となっています。主食である米を良く噛んで食べましょう。そして、過度なストレスに気をつけて、リラックスした生活を行えると良いですね。

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つわりには「内関」のツボ

妊娠15週くらいまでは、つわりに悩まされる妊婦さんも少なくありません。日常生活に影響がない程度であれば良いのですが、時間帯によって、どうしようもなくグッタリしてしまうこともあるでしょう。そんな時に、内関をほぐしてみてください。手のひらを上にして、手首から指3本上にあがったところが内関です。ここは、自分でもマッサージしやすい場所になりますので、手で揉んでも良いでしょう。

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以上の3つが妊娠中にオススメしたいツボでした。ぜひお灸を試してみてくださいね。

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