長女を妊娠中、わたしは自分にはママ友は必要ないと思っていました。
過去に流行ったママ友ドロドロ系ドラマでは、「嫉妬」「イジメ」「ママカースト」と女同士のバチバチバトルが日常茶飯事!
そんなドラマのイメージもあり
「わざわざそんなことに労力を使いたくない」
そう思い、ほどほどの人付き合いで十分だと考えていました。
あれから時を経て数年後、今では4人の子を持つ母となったわたしは、あの頃の自分の考えとは裏腹にたくさんのママ友ができました。
それどころか、今では自分の子育てのなかでママ友は欠かせない存在でもあります。
そう考えが変わったキッカケは、長女を出産後のある経験があったからです。
ママ友いらない派だった私。今では子育てに欠かせない”戦友”と言えるワケ
3,875 View出産前、ママ友づくりは大変そうだし自分に必要ないと思っていました。
ママ友づくりは必要ないと思っていた
学生時代の友人が遠い存在に
平均初産の年齢よりもかなり早く妊娠出産をし、母となったわたし。
当時、周囲の友人たちはまだ学生や社会人なりたての時期で、自然と会う機会が減っていきました。
SNSにアップされる写真には、今までだったらそこにいたはずの自分の姿がない。
「ああ、もう声もかけられなくなったんだな」と寂しい気持ちに。
もちろん家庭があり、まだ生まれたばかりの赤ちゃんがいるわたしに気を遣ってくれたのだろう。
仕方ないとわかってはいても、なんだか急に友人が遠い存在になった気がしました。
はじめてのママ友!子育ての話題で共感の嵐
長女が生後2~3ヶ月の頃、自治体が開催する離乳食の講座に参加しました。
人生経験が少なく、世間の常識もわからないまま母親になったので、今思うと少しでも知識を付けようと必死だったように思います。
周囲は同じぐらいの月齢のお子さんを持つママ達がたくさん参加していました。
講座を受けた後にグループトークの時間があり、住んでいる地域の近い人同士でグループになりました。
最初は緊張しながら話をしましたが、その場の勢いで連絡先を交換し、あれよあれよと一緒に子育て支援センターに行く約束をしました。
保活のことや子どもの教育費のこと、子どもの発育の不安や子育ての悩み、時には夫の愚痴など。
同じ月齢の子どもがいる人同士、気になることや共感する話題ばかり。
出産後、友人と距離ができてしまったわたしにとって、久しぶりに家族以外の人と話して、心から楽しいと思える時間が過ごせました。
年齢は関係ない!みんな同じママ1年生
最初の頃、自分よりも10歳以上年上のママさん達の中で、自分なんかがいてもいいのだろうかと思っていました。
自分の年齢を言ったら引かれてしまうのではないか。
そんな不安な気持ちにでいっぱいに。
けれど、わたしの不安とは裏腹にみなさん、年齢を知った後もそれまでと変わらず接してくれました。
同じママ1年生として、年上だろうと年下だろうと関係なくみんな同じ地点に立っている。
それまで子育てに孤独を感じていたわたしにとって、同じ環境のもと、一緒に乗り越えていく仲間ができたことはとても救われました。
それ以降、自分からも積極的に交流を広めるようになりました。
当時住んでいた地域から少し離れたところに引っ越した今でも、ときどき連絡を取り合い、みんなで集まったりしています。
ありがたいことに、今まで想像していたようなママ友トラブルは一切なく過ごしています。
ママ友は子育ての戦友!今では欠かせない存在に
これまでの子育ての中で、色んなママさん達と出会いました。
みんな年齢も異なれば、職業も出身地もバラバラ。
子どもを持つ前だったら、きっと親しくなることもなければ知り合うこともなかったかもしれません。
そんな人々が、「ママ」というだけで知り合い、仲良くなるキッカケになる。
とても新鮮で、これは子どもが繋げてくれたご縁なのだなと思います。
もちろん、必ずしも子育てにママ友づくりが必要というわけではありません。
わたし自身はママ友の存在に救われ、今では子育てに欠かせない戦友のような存在だと思います。
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