幼稚園が始まってしばらくは、入り口でもめている親子、泣いている子をよく見かけます。初めての母子分離に、ママも子どももドキドキ緊張してしまいますよね。
また、子どもにとっては初めての世界に一人で切り込んで行かなければならない。ママにとっても、親という責任ある立場で初めて、社会との関わりが始まります。親も子も新しい世界に、期待と緊張でいっぱいです。

幼稚園に行きたがらない子、幼稚園から帰りたがらない子~登園・降園しぶりを乗り越える方法~
1,491 View幼稚園は人生で初めての集団生活。幼稚園に行きたがらない子ども、幼稚園から帰りたがらない子どもいますよね。最初の難関、登降園のしぶりを乗り越えましょう。大切なことは、行きと帰りの子どもの心を理解すること。我が家の体験談をもとに、登園・降園しぶりを乗り越える方法をご紹介します。
出典:https://www.flickr.com/photo.gne?id=18071858848初めての幼稚園・初めての母子分離
幼稚園に行きたがらない子
まず、幼稚園に行きたがらない、というのは、初めての社会生活、ママと離れて長い時間を過ごすこと、初めての先生、ましてやぎゃーぎゃー泣きわめくクラスメイトと一緒、慣れるのに時間がかかって当然です。
幼稚園が、家の次に安心できる場所だと小さな心に認められるまで、辛抱強く説明して待ってあげることです。大丈夫だ、楽しい場所なんだと思えたらすんなり登園してくれるようになるのではないでしょうか。
また、幼稚園の前まで着いても、中々入ろうとしない。そんな時は、心の準備をしているのではないでしょうか。でしたら、その子の心の準備ができるまで、そばでじっと待ってあげてください。
「はやく!いくよ!」はプレッシャーになるだけでなく、幼稚園の門をくぐるタイミングを間違えてしまえば、その日1日の子どものコンディションをも左右する事になります。待ってあげるだけでいいのなら、意外と簡単ですよね。だんだん「心の準備の時間」も短くなって行くはずです。
幼稚園から帰らない子
そして、なかなか幼稚園から帰ってくれないパターン。うちの息子はこれでした。本当に困りました。幼稚園が楽しいと思ってくれるのは喜ばしいのですが、誰もいなくなった園庭にポツーンとひとり。数人の先生とママに説得されても帰ろうとはしません。
きっとまだ楽しい気持ちを引きずっていて、帰りたくないんだろうなと思っていました。しかし、どうやらそれだけではなかったようです。児童精神科医の佐々木正美先生の著書、『「育てにくい子」と感じた時に読む本』によると幼稚園から帰らない、というのはママとの時間に満足していないという裏かえしの意味があるそうです。
確かにママはいつも下の妹を抱っこして我慢ばかりさせていたかもしれません。意識的にスキンシップをとる事、子どもが何かを始めたらじっとそばで待つ事を心がけたら、徐々に幼稚園に居残りする時間も減っていきました。

ママはどんと構えましょう
どちらにせよ、初めての集団生活、慣れるのには時間がかかります。どんと構えて待ってあげましょう。泣いているからといって、幼稚園が楽しくないわけではありません。ママと離れるのはさみしい、でも始まってしまえば楽しい。
子どもはひとつの感情だけでなく、同時に色々なことを感じ取っているある意味器用な生き物です。そんな成長過程にある子どもを見守られるようになれば、ママもゆったりとお迎えまでの時間を過ごせるのではないでしょうか。ママの幼稚園に対する安心感が、子どもにも早く伝わりますように。

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