スーパーへ行けば、季節を問わず何でも簡単に手に入る時代になり、お買い物に行ってもなかなか季節が感じられないかもしれません。そんな現代ですから、子どもたちだけでなく、私たち大人も、普段口にしている食品の「旬」を知らずに過ごしているのではないでしょうか。
そこで、子どもたちと一緒に少しだけ季節ごとの味覚、「旬」を意識してみましょう。
季節を感じる食材を使って食育を~春の味覚、グリーンピース~
988 View子どもたちだけでなく、私たち大人も、普段口にしている食品の「旬」を知らずに過ごしているのではないでしょうか。そこで、子どもたちと一緒に季節を感じながら、楽しく挑戦できる食育をご紹介します。
出典:https://www.flickr.com/photo.gne?id=16967529447飽食の時代だからこそ、季節感を大切に!!
春の味覚「グリーンピース」
グリーンピースと言えば、よく子どもたちの苦手な食品として名前があがってきますが、それは本当に生の美味しいグリーンピースを食べているのでしょうか?実は私も子どもの頃はグリーンピースが苦手で、よく除けて食べていましたが、それは、冷凍品のグリーンピースであったと大人になってから分かりました。
生のグリーンピースは春から初夏にかけての短い期間にしか出回りません。その他によくお料理の彩りとして見かけるのは、缶詰であったり冷凍品などで、これらは生のグリーンピースと比べると、味も風味もぜんぜん違うのです。店頭でさやつきのグリーンピースを見かけたら、ぜひ手にとって見て下さいね。
「旬」の味覚のお手伝い
何でもお手伝いがしたい年頃のお子さんとは、ぜひこの「グリーンピース」をつかって、旬の味覚のお手伝いをしてもらって見て下さい。
やり方は、いたって簡単♪さやの中に入っている豆を取り出してもらうだけ。
こうして、子どもたちに、毎年春になると豆をさやからだしたなぁ。と少しでも記憶に残ってもらえればOK!!お手伝いをして、知らず知らずのうちに「グリーンピース=春」と、食材の旬も分かってくるのです。
私は、食育は見たり、聞いたりするだけではダメだと思っています。食なんだから、触って食べてみてはじめて何かを感じとっていくものだと思うのです。
グリーンピースの下ごしらえ
それでは最後に、さやからはずしてもらったグリーンピースの下ごしらえを簡単にご紹介します。
・鍋に1リットルの水を沸かします。
・沸騰したら塩・こぶ茶・重層を入れて豆を入れます。
・火加減はコトコトくらいで、再び沸騰してきたら弱火にして10分茹でてザルにあげます。
栄養価も高く、香り高く豆の甘みがしかっりとした生のグリーンピース。
ぜひお手伝いしてくれた子どもたちと、春の味覚を楽しんでみてくださいね。
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