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【医師監修】双子の妊娠が判明!双子のふしぎと妊娠・出産で気をつけるべきこと

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様々な”奇跡”が重なり私たちの元にやってきてくれることになった小さな命。もし”奇跡”が二重となり、1度に2人の命を宿すことになったら…そう今回は双子の妊娠についてお伝えします。

”双子”を妊娠する確率や、妊娠した時に気をつけたい事、一卵性・二卵性の違いなどをご紹介していきたいと思います。《監修:つづきレディスクリニック》

目次 双子を妊娠する確率
双子を妊娠した時に気をつけたいこと
双子の出産方法は?
一卵性双生児とは
二卵性双生児とは
双子の妊娠が体験できる奇跡

双子を妊娠する確率

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双子とは、同じ母親のお腹の中で、同時期に発育して生まれる子どものこと。

「妊娠」はお腹に1人宿すだけでも、宝くじの当選を遥かに超える確率。

双子の確率は更に奇跡が重なって起きる、まさにミラクルな出来事なのです。

そんな双子を妊娠する確率は、妊娠全体のうち、どの程度の割合なのでしょうか?

双子の妊娠は一卵性・二卵性合わせて『約100分の1』の確率だと言われています。つまり妊娠全体の1%の割合。

近年では不妊治療により、二卵性の双子を妊娠する確率も増えましたが、自然妊娠での双子の誕生は、奇跡的で、双子の妊娠は遺伝や環境の影響が大きいと言われています。


双子を妊娠した時に気をつけたいこと

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双子の妊娠は、お母さんの体で2人分の栄養を作る必要があるため、赤ちゃんの成長に伴い”貧血”のリスクや、一般的な妊娠の約1.5倍のスピードでお腹が大きくなることから、腰痛や妊娠線などのトラブルが発生しやすくなります。

また、リスクの大きさは、お腹の状態によっても異なるため、妊娠10週までに『膜性診断』という検査を行い、以下のどのタイプかを判断します。

・羊膜も、胎盤も2人で1つを共有している『一絨毛膜一羊膜』
・羊膜は別で、1つの胎盤を2人で共有している『一絨毛膜二羊膜』
・羊膜も胎盤も1人に1つずつある『二絨毛膜二羊膜』

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二絨毛膜性は、それぞれの赤ちゃんの発育に必要な酸素や栄養分を含んだ血液が均等にいきわたるため、一般的な妊娠との大きな違いはありません。

しかし、一絨毛膜性は、2人の赤ちゃんが1つの胎盤を共有することから、均等に供給されるはずの血液のバランスや、羊水の量にも大きな差が生じたりします。

双子の妊娠では、1人の赤ちゃんの健康状態がもう一方の元気な赤ちゃんにも影響を及ぼす事があるので、特に一絨毛膜性と診断された場合はより注意が必要です。

また、双子の出産には

・微弱陣痛
・低出生体重児が生まれやすい
・難産になりやすい

など様々なリスクが伴う為、こうしたリスクを少しでも減らす為、体重や健康管理に注意し、常に安静を心がけましょう。


双子の出産方法は?

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双子の出産では、2人の赤ちゃんが1度に生まれてくるため、医学的なリスクを考え、『帝王切開』が選択されるケースが多く見られます。

双子を自然分娩で出産する際のリスクには、以下の様なものがあります。

・1人目を出産後に子宮内の圧が下がって陣痛が弱まりお産が進まなくなる
 (この場合1人目は自然分娩で産めても、2人目は帝王切開になってしまう事もあります)

・出産後に子宮の筋肉が伸びきったまま収縮せず、胎盤が剥がれた後、うまくふさがらずに出血量が増えてしまう

また、双子の出産では、1人目よりも2人目を産む時に何かが起こることが多いようです。

それは1人目が産まれた事により、子宮にスペースができ、逆子などの胎位異常が起こることがあるから。

こうしたリスクを考え、双子の場合無条件で帝王切開を選択する病院も多く、医療行為ができない助産院では、緊急の場合に対応が出来ないとの理由から双子の出産ができません。

しかし、双子の自然分娩を行っている病院を選び、いくつかの条件を満たせば双子でも自然分娩を行える可能性は十分にあります。

その条件としては以下の様な物があります。

・第一子が頭位であること
・母子ともに経過が順調である事
・経産婦の場合は前回の出産が経腟分娩である事
(前回の出産が帝王切開の場合は切開部分の組織が薄くなり、経腟分娩が難しくなります)

これらの条件は病院によっても異なり、『妊娠週数が32~34週以降』や『前期破水の危険性が少ない事』『推定体重が1500~1800g以上』などが条件の場合もあります。

また、出産後の赤ちゃんをしっかりみることができる施設であることも重要ですね。

自然分娩での出産を希望している場合は、出産する病院選びや、担当医との話し合いなど、早めから準備に取りかかる事をオススメします。

自然分娩が出来れば、パパが出産に立ち会うことも可能になるかもしれません。


一卵性双生児とは

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双子には『一卵性』と『二卵性』の2つのタイプがあります。

『一卵性』は1つの卵に1つの精子が受精し、その受精卵が2つに分かれて生まれた双子で、ほぼ100%同じ遺伝子情報を持ち、性別や血液型も同じです。

また、一卵性双生児間で移植を実施した事など、よくニュースになったりしますが、一卵性双生児はほぼ100%同じ遺伝子を持つ為、拒絶反応のリスクが少ないためと言われています。


二卵性双生児とは

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一方『二卵性』は2つの卵にそれぞれ別の精子が受精して生まれた双子で、兄弟、兄妹が一緒に生まれてくる様なイメージです。

遺伝子情報は50%程度同じで、性別や血液型は同じ場合と異なる場合があります。

『一卵性』と比べると『二卵性』の双子の方が似ていないパターンが多いようです。


双子の妊娠が体験できる奇跡

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双子とはどのようなものなのかということについてお伝えしてきました。

双子の妊娠は誰もができる事ではありません。

子どもが双子の確率は、妊娠をする方の『約100分の1』だけが経験できることです。

1人産むよりも肉体的にも精神的にも、大変なことも多いかもしれませんが、その分きっと幸せも喜びも感じられるはず。

赤ちゃんは”自分を育ててくれる人”を選んで生まれてくると言います。

不安なことは妊婦健診できちんと聞いて、今しか味わえない双子の妊娠ライフを楽しんでくださいね。


【監修】つづきレディスクリニック

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・理事長 吉岡範人
2005年、聖マリアンナ医科大学大学院を卒業後、同大学初期臨床研修センター産婦人科に入局。
16年間の医局勤務中、約2年間にわたりカナダ・バンクーバーにあるブリティッシュコロンビア大学へ留学しがんの研究に従事。
2019年に事業を引き継ぐ形でつづきレディスクリニックの院長に就任。

・医師 鈴木季美枝
2006年に聖マリアンナ医科大学を卒業後、同大学にて周産期専門医の資格を取得し、産科医療を中心に従事。
現在はつづきレディスクリニックにて非常勤医師として勤務。

つづきレディスクリニック(http://www.tsuzuki-ladys.com/

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