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公開 2015年05月08日  

子どものお絵かきで絵本をつくっちゃう!そのやり方とは

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子どもが一生懸命に絵を描いて見せてくれた時、それはコミュニケーションのチャンス!どんなに不思議な絵からでも、ステキな作品をつくることが出来ますよ。今回は、子どものお絵かきから素敵な絵本をつくっちゃう方法をお伝えします。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10272002138

子どもの描いた絵を本にする!?

子どもは絵を描くのが大好き!実は、その絵がお子さんとの大切なコミュニケーションのきっかけになるって知っていましたか?



実はお子さんが描いた絵をもとにお話をしながら、親子2人で絵本を作れちゃうんですよ。今日はそんな絵本の作り方をご紹介します。

自由に絵を描いてもらおう

子どものお絵かきはとにかく自由。目がどこで鼻はどこ…なんて指導は全くいりません。心の赴くままに自由に描いてもらいましょう。



制限のない自由な絵には必ず子どもの思いがたくさん詰まっています。じっくり時間をかけるもよし。インスピレーションで描いてもらうもよし。大人はじっくり作品が出来るまでを待ちましょう。

物語を聞き出そう

作品が出来上がったらまずは隅々までよく観察します。一本の線で、躍動感あふれる曲線を描いていたら、そこには一本の線に込められた物語があるはずです。



また、カラフルな色づかいのときは、なにか表現したいことがあるのかもしれません。



大人が思っている枠を取り払って、子どもの創造する自由な世界にどっぷりとつかってみましょう。「これはなに?」「それでどうしたの?」と聞いていくうちに、そこに描かれていない登場人物が物語に出てきたり…と奇想天外でとても面白いものですよ。

聞き出した物語を文章にしよう

せっかくお話してくれた物語なので書き留めておくのもいいかもしれません。箇条書きで書いておいてそれを大人が文章にしても面白いですね。



例えばウサギの絵が描いてあるとします。「このうさぎさんはこの後どこに行くんだろう?」と聞いてみると、「おかいもの」と返してくれたとします。そのあとも「うさぎさんは何を買ったのかな?」と尋ねて「りんご」などとやり取りするうちに、「じゃあリンゴを描いてくれるかな?」といった具合に物語を二人でつくりあげるやりかたもおすすめです。

本の形にしていこう

画用紙を二つ折りにして輪のほうをホチキスでとめ、本のような形にします。そこへ先ほど子どもが描いた絵を切り取って貼り付けます。このとき、2ページ目から貼り付けるようにしましょう。絵本のように物語を少しずつページの余白に書き込みます。バランスを考えながら貼り付けて書き込んでいく作業をします。



最後に二人でこの本の題名をつけましょう!世界で一つだけの絵本の出来上がりですね。

子どもと一緒に読もう!

出来上がった作品は子どもと一緒に読んで、書き加えたり、消したりしながら仕上げていきましょう。



この作品は子どもとのコミュニケーションの思い出と共に大切な宝物となるでしょう。子どもが大きくなったときに同じように読み聞かせしてあげるととても喜んでくれますよ。

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